2019年7月13日土曜日
なぜ大企業は社員に高給を払う? 本来なら逆じゃね?
不思議なこと。
なぜ大企業は社員に高給を支払うのか?
∧∧
(‥ )本来価値があるのは
\‐ 社員ではなく企業のはず
(‥ )実際 社員たちは
俺はあそこの会社に
入ったんだぜ! と
自慢するからな
つまり値打ちがあるのは採用する企業である。採用される社員に価値があるわけではない。
そうであるのなら、大企業が高給を支払うのはおかしい。むしろ社員が金を支払うべきだ。
∧∧
( ‥)でもそうではない
なぜ?
( ‥)んー...
‐/ 一番単純な説明は
高給を支払うことで
人を釣り
数から選別して
用途にかなった優秀な
人材を採用できる
ということかな?
つまり高給は社員に対する報酬ではなく、あくまでも撒き餌にすぎない、という仮説。
しかしこの仮説には重大な欠点がある。
∧∧
(‥ )数から選別して
\‐ 優秀を集めたはずの大企業が
なぜ衰退するん?
(‥ )優秀な人間を集めると
組織は老化するって
ことじゃね?
より正しくいうとこう?
大企業は高給を撒き餌に社員を集める。数から選別すれば優秀な人材が集まるからという信念がそうさせる。しかし信念は根拠も効果もない、単なる信仰でしかない場合がままある。
∧∧
( ‥)しかし信じる人は
信ずるがゆえに
効果がなくても
信仰のままに
優秀な社員を集めるだろう
( ‥)大企業が高給を与えるのは
‐/ 単なるオカルトかもな
根拠のないオカルトでも、長い長い歴史を持ち、連綿と受け継がれてきた場合がある。
大企業が社員に無駄な高給を支払うことも、そういうオカルト信仰のひとつかもしれない。
*一応付記すると、他にも説明がありうる。大企業が高給を社員に支払うのは、我が社はこれだけ無駄なことをできる経済力を持っています! というアピールである場合。
この場合、大企業が優秀な社員を集めても衰退することは当然となる。
∧∧
( ‥)そもそも大企業にとって
社員とは無用無駄でしかないと
( ‥)この仮説の方が
‐/ 説明能力が高いかな