2018年7月8日日曜日
7月頭の梅雨前線
この三日間、ずーっと前線が列島にかかっていて、強烈な雨。西日本を中心に、九州から関東甲信越までずーっと黄色や赤の豪雨領域が東西に連なる。
∧∧
(‥ )ようやく雨が
\‐ 収まり始めたけど
それでも九州南部や
四国や岐阜に
豪雨の領域が広がってる
(‥ )豪雨を示す黄色や赤の
領域が列島の半分を埋めて
雲は動けど
次々に雲が生まれて
雨の降る領域も
移動しつつ新生して
ずっと降り続く
気象庁のHPで見た
あの有様はぎょっとしたよ
各地で被害相次ぎ、現時点で死者、行方不明者、共に50名を越える状況。
∧∧
(‥ )岡山県 倉敷市 真備町では
\‐ 小田川の堤防が決壊
周辺一帯が水没
1階以上が浸水
twitterでは救助を求める声多数
(‥ )検索かけたら
この真備町では
何度も洪水が発生していて
昭和51年にも
中程度とはいえ
広範囲が浸水してるんだな
小田川は高梁川の支流で、本流の排水が間に合わないとあふれやすくなる立ち位置にあるそうな。
国土交通省も状況を把握しているので、小田川を本流、高梁川から分離、より下の地点で高梁川に合流させる合流点付け替え、整備計画を制定...=>http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/0706_takahashi/0706_takahashi_01.html
ようするに、より低い下流で合流させれば真備町における水害は起こりにくくなる、という理屈。
∧∧
( ‥)その整備計画の矢先に
30年に一度のような
異常な前線と豪雨が
やってきたと
( ‥)高梁川、小田川で
‐/ 堤防とか整備で
検索かけると
わさわさ資料pdfが
ひっかかってきよる
深刻な議案だったって
ことわかるよねえ
かなり手短くてわかりやすいのは、例えばこれ=>http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/r-jigyouhyouka/dai04kai/siryou2-2.pdf
以下、0708 13:00追記
∧∧
(‥ )今年から仮設工事
\‐ 2019年から工事が
本格化する予定で
あったのだね
山陽新聞の20170801
web版にもそう書いてある
=>http://www.sanyonews.jp/article/573291/1/?rct=kurashiki_sojya
建設業界が作る地方建設専門紙の会なるものがwebにあるけど、それだとさらに具体的に=>http://www.senmonshi.com/archive/02/02DDAI7KPZRQ75.asp
10年の工事で事業完成予定。
(‥ )やるせねえな
あと10年遅く来たら
ずいぶん状況が違っていた
はずなのに
付け替えだけでも
単純に4メートルは
水位が下がる予想だ
他の対策も講ずれば
さらに万全だったのにな
画像とgoogleを見比べると、完全に水没してしまった家屋が結構目につく
∧∧
(‥ )国交省の資料によると
\‐ 昭和47年の決壊浸水の規模で
考えると
避難率80%でも
想定死者数35名なんだね
(‥ )治水事業が
地元の悲願だったって
これ当然だよね