2018年7月4日水曜日
この場合の甘さを捨てよとは人間関係に復帰しろということ
人間は投資をすると、その投資に見合った対価が得られるものと無条件に考えるものである。
∧∧
( ‥)頑張れば食い物が
手に入るという発想だな
非現実的な前提だぞ
( ‥)まあより正確に言えば
‐/ 投資に見合った対価が
手に入らないと
出血多量で死ぬから
手に入ってくれないと
困る!! と
必死になっている
そういうことだな
こう考えると、今の研究者のぼやきや怒りや嘆きを理解しやすくなる。
給料が少ない、人としての生活が営めない、節約で雑用ばかり増えて本業ができない、契約が2年だか3年だかで不安定で先が見通せない
これ全部、学歴に投資した努力と金が回収できないから困っている、怒っているというわけだ。
∧∧
(‥ )ただこれを
\‐ 俺の学歴という投資に
見合った対価をよこせ!
という叫びだとすると
理解はできるけど
皆の反感を買うだけだろうね
(‥ )なんでかというと
人間は社会動物だから
親切には
お返しを期待するからな
つまり、俺の学歴と才能に見返りをよこせ! と言ったら、皆から、なんだこいつ? と思われるだけで終わる。
∧∧
(‥ )俺の学歴と才能って
\‐ ほかの人から見れば
なんの見返りにも
ならないからね
俺の才能と学歴に
見合った対価をよこせ!
と言うのは喧嘩を売るのと
同じことだ
(‥ )でもそれがわからない
なぜだと思う?
ここには甘えがある。自分の努力は報われて当然で、特に自分のような高学歴人間なら当然だという甘えだ。
∧∧
( ‥)甘えというのが嫌ならば
(‥ )前提が人間関係を
無視した内容だから
人間関係をこじらせる
そう言えば良い
だが結局は甘えなのだ。甘い前提は必ず甘い発想を生み、それは必ず失策へつながる。
甘さは捨てなければならないし、この場合の甘さを捨てるとは人間関係に復帰せよ、ということである。
∧∧
(‥ )めんどくせー話だな
\‐
(‥ )世の中めんどくさいこと
ばっかりさ