2018年6月6日水曜日
すべての郷愁を破壊せよ
そういえば先日、出先で流れていたラジオでリベラルがしゃべってた
∧∧
(‥ )リベラルというか
\‐ 左派というか
マルクス主義者というか
安倍ガーというか
(‥ )しゃべってる内容が
まずい...
というか喋りの形式が
まずいぞな
主張内容はどうでもいい。安倍ガーしようがマルクス主義だろうがアベノミクスは破綻するでも、そんなことどうでもいいことだ。
∧∧
( ‥)問題は主張内容ではない
喋りの形式が
独りよがりだと?
( ‥)いや独りよがりでは
‐/ ないね
マニア向けなんだ
自分がいかに頭が良いか。それを主張するための、非常に技巧をこらした喋りになっている。
∧∧
(‥ )技巧をこらした喋りね...
\‐
(‥ )アベノミクスってやつが
何なのかなんて
どうでもいいことさ
重要なのは景気が上向き
雇用が改善されたという
事実だ
さて? このように実績が出ている状態で、それでもなお、安倍ガーするにはどうすればいいか?
∧∧
( ‥)まあ無理矢理にでも
こじつけないと
いけませんかな?
( ‥)そうなるとな
‐/ 賢い人間ってよ
望む答えまで
どうこじつけたかという
技法を凝らすことに
夢中になるのよね
状況が自説にとって不都合な時、単純な仮説と説明では勝負できない。
このような場合、いかに弁論を歪めるか、人はそれに夢中となり、その技巧に注目が集まるようになる。
有罪のものを無罪に。無罪のもの有罪に。詭弁をろうして戦う時、人はその詭弁のたくみさに群がるのだ。
∧∧
(‥ )そんなこと普通の人間なら
\‐ しないだろうよ
(‥ )そりゃそうさ
賢い人間だけが
これをするし
夢中になるのさ
∧∧
( ‥)皆の支持を得ないと
力にならない民主制では
致命的だな
( ‥)まあだから賢い人間は
‐/ 暴力革命に走りたがる
わけだけども...
いかんいかんぞ
こう言う独りよがりな
マニアックはいかんぞ
独りよがり、ひとりよがりか。ラジオでは団塊世代の歌姫が学生時代と若者時代の思い出を歌うが、しかしこれも独りよがりだろう。学生運動は単なる馬鹿騒ぎでしかなく、そこに世代を超えた普遍性はないのであるから。
郷愁が独りよがりを生んで、それが世界を軽蔑侮蔑した欺瞞を作るというのなら、すべての郷愁を破壊せねばらなん。