今、夕方の西空には明るく輝く金星と、その少し上にかすかに輝く火星が見える。
日付は変わったが、4日の様子をスケッチするとこんな感じであった。
円は25倍の視野であり、予報を参考にスケッチの星と星図を照らし合わせると、金星はうお座、ちょうど春分点にいるらしい。
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∧∧
(‥ )先行していた火星を
\− 後ろから金星が
追いかけ追いつき
してきたんだけど
ここから金星の運行は
速度が鈍って
火星が突き放す
わけですな
(‥ )少なくとも地球から
見るとそうなのよね
それにしてもちょうど春分点とは。
∧∧
( ‥)今、夕刻に輝く金星の
あの場所にまで
太陽さんがくると
春になるのです
(‥ )ほぼ2ヶ月先の話
だがな
とはいえ、今、青さの残る夕闇に輝く金星の高度は高く、そして天頂かなり近い場所にあることが見て取れよう。あれがもし太陽ならと考えれば、その暖かさの理由が想像できるというものだ。