2016年11月16日水曜日
失敗した人生を正確に認識した時、もう少し世界が...
特攻なんて意味なかったのに、なんで当時の日本軍はそんな失敗をしたんだろうね?
∧∧
(‥ )…こういう疑義の声は
\− よくあるけど
なんと答えたら
いいんでしょうね?
(‥ )お前の失敗した人生と
同じだ
そう答えれば
良いんじゃね?
∧∧
(‥ )俺は失敗していない
\− 俺は生きている
俺は成功している!
そう答えるでしょう
(‥ )そりゃ檻の中にいる
からだろ
檻というのは皆が注意深く作ったものだ。
これをしてはいけない、ここへいってはいけない
これをしなければいけない、ここへいかなければいけない
∧∧
( ‥)そういう風に
作られているから
失敗していないだけで
(‥ )それがなかったら
みんなひとたまりもなく
死んじまうよ
嘘だというなら、ほら、そこの檻から出てみればいい。
∧∧
(‥ )出ないけどね
\−
(‥ )そりゃ全員知ってるからな
全員知っているのだ。今、自分がいるこの檻から出たら死んでしまう。
全員見ているのだ。檻から出て行った人間は事実として死んでしまったと。
∧∧
( ‥)なれば答えは明白である
檻の中にいるから
失敗していないように
見えているだけで
実は全員最初から
失敗しているのである
しかもその失敗は
致死的なものなのである
(‥ )失敗なんてな
普遍的なものなんだよ
まれな失敗はまれにしか
起こらないからな
そして普遍なものは
我々の隣にすでに
あるものなのだ
つまりこうだ。檻の中にいるからお前は失敗していないように”見えている”だけなのだ。
なんで失敗したの? 馬鹿なの? と言ってる時点で、何も見えちゃいない。
己の失敗した人生を正確に認識した時、もう少し世界が見えてくる。