2016年7月23日土曜日
正しいことでは筋が通らない
∧∧
(‥ )天気図から梅雨前線は
\− 消えたみたいだけど
関東はずっと雨
(‥ )長野とかの方は
まだしも晴れ気味
みたいなんだけどな
なんだろうね?
日本海から山を越えて
空気が
平野に入ってくると
雲ができるのかね??
先日、帰り道を歩いていたらネコが目の前を急いで横切った。ちんまりとしているが、確か去年の今頃生まれたネコのはずだ。1年たってこの大きさ、女の子なんだろうと思って通り過ぎようとする自分の視界右端で、ばさっと何かが伏せた。
母猫の後をついてきただろう子猫が、人に驚いて駐車場の草むらにふせた音だ。いきなり伏せたせいか、下半身は勢いのまま体の横になびいて、ぺちゃっと伏せた上半身から小さな顔とくりくりの眼がこっちを見据えている。
つぶらな瞳だが、考えてみれば時間は昼間だ。本来、細まっているべき瞳孔が緊張で開いていたのか、それとも子猫特有のそういう眼であったのか。くすんだオレンジ色の茶トラだ。
しばらく歩いて振り返っても、母猫は道の反対側で子猫を待っているようだった。
∧∧ 子猫警戒中
(‥ )
−( ‥)親猫の教育が
行き届いておる
さてもさても
以下は都知事選のメモ、のようなもの
∧∧
(‥ )鳥越候補に女性スキャンダル
\−
(‥ )2002年に女子大生に
強制わいせつをした
という話か
掲載した雑誌にさっそく弁護団で抗議、刑事告発も視野にいれ...
∧∧
(‥ )一方、twitterでは
\− 東国原前宮崎県知事が
自分の知ってる
女性スキャンダルと違うと…
(‥ )思わぬ暴露
∧∧
(‥ )あるいは橋下前大阪府知事が
\− 報道の自由を叫んでいた人が
こういう対応をするとは
ケツの穴が小さいと苦言
(‥ )鳥越候補はジャーナリスト
つまり
疑惑の渦中にある政治家に
疑惑に答えるべきと
もの申してきた立場
それがいざ
自分のことになると
弁護団任せでは
確かに筋は通らんなあ
∧∧
(‥ )なぜ選挙のこの時期に??
\− と陰謀論をかざす人も
いるけども
30年あまり前
宇野首相の
女性関係を暴き立てて
失脚に追い込んだのが
この鳥越候補なる人で…
(‥ )ああ因果応報なのね
∧∧
(‥ )病み上がりと言われたことに
\− 差別だ! と返すも
安倍首相が病気で一時
退いた時
マスメディアと
ジャーナリズムは
お腹が痛くて辞めた
ボンボンとはやしたてて
いたではないかと…
(‥ )やっぱさあ
正しいことってしちゃ
駄目だな
筋が通らなくなる
正しさとは結論にすぎない。人間は結論という正しさに夢中になりがちだが、実のところ重要なのは結論以上に、その結論を導いた過程の方だ。
結論それ自体が正しいと思ってはいけない。
∧∧
( ‥)結論それ自体が正しい
結論それ自体を真理とみなして
徹底的に防衛しようとすると
いかなる反証が出ても
それを否定しようとしてしまう
(‥ )正しいことをする人が
二枚舌になるのは
そのせいだからな
だから例えばの話、安倍首相を腹下しで辞任した奴wwと笑う一方で、病み上がりと自分を呼ぶのは差別だ! という二枚舌になってしまう。
∧∧
(‥ )重要なのは結論そのもの
\− ではなくて
結論を導きだした
過程なのである
(‥ )例えばこう考えてみよう
人にはそれぞれ健康に違いがあるし自分も含めていつどうなるか分からない。そのために人間は相互に支援し合う。
このようなモデルに基づいて考えると、例え敵であっても病気で辞めた人間を馬鹿にしてはいけないという結論が得られよう。
∧∧
( ‥)反対に病気で辞めた人を
馬鹿にしたら恨まれるし
そもそも自分がどうかなったら
あの時、お前はこういうことを
したよね?
と報復されることになる
(‥ )まさに因果応報だな
だが正しさという結論に
拘泥する人間には
これがまったく
理解できなくなるのだな
正しさとはどうしても二枚舌になるのだ。
あいつは悪い奴だから病気で辞めたら馬鹿にして良い。
俺は正義の味方だから自分を病み上がりという人間は差別主義者だ。
正しさは正しさそのものを基準にして物事を分けるから、同じことであるのに自分と相手で全く正反対の対応をするようになる。
端的に言えば、これ、ただの我がままなのだが、正しいとはそもそも我がままなことなのである。
∧∧
(‥ )ご本人の中でなら
\− 筋が通っては
いるのでしょうけどね
(‥ )だがこうした問題は
人間関係での
話であるからな
つまり判断するのは
周囲の人間であり
人間関係という力学が
決めることなのだ
正しさが正しさを
決めることは
できない
そもそも正しさは
正しさそれ自身の
正しさには沈黙して
答えないからな
だからゆえに正しいことは筋が通らなくなる。正しさは人間関係という力学が決める動態から乖離してしまっている。正しさは必ず正しくなくなる。