2016年7月22日金曜日
民主制とは死合いでなければならぬのだ
∧∧
(‥ )石原都知事が13年
\− 政権を続けて
次の猪瀬知事が1年
次の舛添知事が1年と4ヶ月
(‥ )そんな世間の人が言うほど
不毛とは思えないけどな
実際、
今から考えれば猪瀬知事の金銭問題なんか大した額じゃない あんな金額で失脚させるんじゃなかった
インテリの政治学者は無駄に賢いせいか、無駄に小手先勝負でせこかった あれは王たりえない
さらにさかのぼればタレント議員は駄目だわ
∧∧
( ‥)ということがすでに
分かったじゃないかと
( ‥)今度の都知事選では
−/ 猪瀬前知事の暴露とかで
都議会のドン
内田茂議員なる人物が
いきなりの悪役として
登場するしな
都議会で一体全体
何が起きたのかな?
豪腕すぎて敵を
作りすぎたのかい?
いずれにせよ、現状、どうも、都議会のドンなる人物と対立軸を作った形になった小池百合子議員が有利のようである。
∧∧
(‥ )今や都議会のドンなる人物を
\− 倒せば問題解決みたいな風潮
ですかね?
(‥ )それが正しいのか
正しくないのか?
それはやってみれば
分かること
ほら、明らかに我々は理解と把握において前進している。
∧∧
(‥ )でも水戸黄門に登場する
\− 絵に描いた悪徳政治家なんて
存在しないでしょうに
事実でも事実でなくても
こんなお話みたいな
盛り上がりで
議員を生け贄の山羊にして
良いのですかね?
(‥ )選挙ってのは
そういうものだろ?
有権者は面白半分に
政治家を失脚させるものだ
有権者を馬鹿で愚かというのなら、馬鹿に刃物が民主主義であろう? これを理解せぬ者こそが愚かというのだ。
ゆえに有権者が面白半分に政治家を殺すは必然当然。
そしてなお、殺してからその結果を見て、なるほどと考える。それが選挙というものだ。
それに実際、そうしないと人は状況を把握できないのである。
∧∧
( ‥)人間の知識には限りがあり
自分の身の回り範囲外の
世界に手を伸ばせば
もはや五里霧中
世界は霧の中に溶けた
ブラックボックスなのである
(‥ )ブラックボックスの中身を
把握するには
どうすれば良いか?
なんだか分からんボタンを
押してみたり
適当に面白半分な数字を
入力すればいい
その結果という出力から内部構造を人は推論し、把握するのである。そしてそうでなければ内部構造の把握はできない。
諸君、つまりこれは実験と観測ぞ。
∧∧
( ‥)ゆえに有権者よ
政治家を面白半分に
屠るべし
(‥ )民主制において人は
単なる演算素子なのだ
政治家とて例外ではない
彼らも素子でしかない
onであれば生きる
offとなれば死ぬ
それだけの話
どれだけ死んでも演算は
進行するし
そもそも死なねば演算が
進行しない
なればこうである。民主制とは死合いと見つけたり。さあ、戦え、戦え、つぶし合え。そうでなければならぬのだ。