2015年12月16日水曜日
惑星ダゴン
1995年以来、次々に見つかる太陽系外惑星。
国際天文学連合は幾つか惑星と、それまで名前が無かった主星の固有名称を決定。
=>Final Results of NameExoWorlds Public Vote Released | Press Releases | IAU
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(‥ )フォーマルハウトの惑星は
\‐ ダゴンになったんですね
(‥ )? クトゥルーか?
でも考えてみればフォーマルハウトからやってきたとされたのはクトゥグアであった。
∧∧
(‥ )フォーマルハウトは
\‐ みなみのうお座だから
ダゴンとは
そのまま
中東の古代神
魚の頭を持つダゴン神の
ことなんでしょうね
(‥ )最初に見つかった
系外惑星
ペガスス座51番Bには
ディミディウムの
名前がつけられているが
なにゆえにラテン語で
”半分”?
あまりに恒星に近いので、この惑星は片面を絶えず恒星に向けている。この命名はそれゆえであろうか? あるいは元がスイス提案なので、何か別の意味があるのかどうなのか。
そしてディミディウム(あるいはDimidium:ジミジウム)の決定により、これまでなぜか一部で広まっていたペガスス座51番Bの呼称”ベレロフォン”は、名実共に意味を失ったことになる。
一方、主星であるペガスス座51番星にはヘルベティオス(Helvetios)の名前がつけられた。これはヘルベティ族とその国、現在のスイスを示す。この星の惑星ディミディウムを発見したのがスイスチームだったからだろう。
かに座55番星は名称コペルニクスになり、その惑星のひとつ。かに座55eはヤンセンになった。
∧∧
(‥ )この惑星は炭素が異様に多い
\‐ 組成だから
惑星内部はダイヤモンドでは
ないかと推定されている
ものだよね
(‥ )ヤンセンは天文学者名
だよなあ
惑星bがガリレオで
惑星cがブラーエか
*追記:ペガスス座51番Bの名称がディミディウム(半分)なのは、惑星の重さが木星の半分だから、という根拠を書いたサイトが幾つかある。
以下へ続く=>hilihiliのhilihili: ドンキホーテの惑星