2015年7月16日木曜日
負けたらギブミー・チョコレートだった人たちの世界観は
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)今時の戦中世代の
‐/ 多くに取って
WW2というのは
戦争が始まって
徴兵されて
爆撃されただけ
なんだよね
つまり彼らにとって、全部、上が勝手に決めたことで、そのせいで迷惑をこうむったようにしか見えないのである。
∧∧
(‥ )アメリカ軍による占領も
\‐ レイプ被害とかは
比較的少なかった
0ではないけども
(‥ )0ではない
しかし
ソ連に占領されたら
全員、レイプよ
三日間の略奪ですよ
それを考慮すると、今時の戦中世代にとって、戦争は負けた方が特だったように感じているのだろう。少なくとも、彼らがそう考えてもおかしくない。例えそれが運でしかないとしても。
彼らにとって戦争というと徴兵だ。
戦後というとギブミー・チョコレートだ。
もうこのことで彼らの戦争観がだいたい把握できる。
∧∧
( ‥)お上が勝手に決めた戦争で
損をして
戦争に負けたら得をした
そういう世界観だと?
(‥ )それ以外のなんだと
言うのだ?
国際政治や力学など一般大衆には理解できない。メディアの発達も悪いのである。それに対して国家は大きい。海の向こうのことなど人々に理解できるはずもない。
∧∧
(‥ )一方、日本の指導者は
\‐ むしろアメリカに
降伏することを選んだ
(‥ )やっこさんたちは
分かっていたんだろ?
分かっていたはずだ。次に来るのは米ソの対立だと。その狭間にある日本やドイツを彼らが抹殺できるわけがない。
つまりどちらに降伏してどちらにつくのかが問題になる。
∧∧
( ‥)でも?
大衆は降伏したら
チョコもらえたー
としか思えなかったと?
( ‥)まあだからね
‐/ 戦中世代の世界観で
今の世界を
論じて欲しくはないよね
それはいびつな
成功体験だよ
戦中世代だけではない。反戦運動をした世代がソ連邦を理想郷だと信じていたこと。そしてこのご時世に及んでもなお、同じ世界観で彼らが戦争反対、安保闘争をする。これがいかに倒錯的であるかは、以上を踏まえれば分かることであろう。