散歩に出て公園で資料を読む。見上げると太陽周辺の薄い雲に色がついて見えた。
∧∧ いわゆる彩雲だね
( ‥)
‐( ‥)色づきはかすかだが
なかなかきれいだな
夕暮れの空。赤く染まった雲は風でふきよせられ、なんと言えばいいか、綿飴を手でかきよせたようにも見えた。
ちなみに以上の画面中央からやや左下に、かすかだが火星が写っている。そのずっと上、画面の縁近くにある青い星はわし座のアルタイルだ。
もう少し暗くなって撮影するとこう。
火星のすぐ下にあるのはいて座のλ星コース・ボレアリス。火星はλ星から角度にすると1度以内、40分程度の場所にいるらしい。月の直径よりもやや離れたぐらいの角度。直角定規を用いた眼視だけども、だいたいそんな感じ。
∧∧
(‥ )10月の29日には
\‐ λ星まで4度30分ぐらいの
場所にあったのにね
(‥ )火星はλ星をかすめるように
運行してるから
6日間の間に
ほぼそれだけ
動いたと考えて
良いのだろうなあ
つまり、現在の火星の運行の速度、1日あたり、角度にしてだいたい45分、つまり0.75度というところだろうか?
∧∧
( ‥)1日あたり
月の見かけの直径の
1.5倍を移動ですか
( ‥)やっぱ速いなあ
‐□
だが、太陽の運行はそれよりもわずかに速い。さて、火星が太陽に追いつかれて夕暮れに埋没するのはいつ頃か?