2014年5月13日火曜日
さながら恋が醒めるように
ホメイニ師のイラン革命、そしてアメリカ大使館占拠事件以来、アメリカとイランは対立し続けている。
∧∧
(‥ )でもイランの人は
\‐ 反米を唱えつつも
ジーパンを履き、
コーラを飲み
ハリウッド映画を見る
(‥ )アメリカ人はそれを見て
笑うわけだ
昔のニューズウィークは
そんなことを
書いていたよな
だがしかし
対立しようが、相手に富があれば憧れるのが人というもの。ましてやアメリカは世界最大の富を持ち、移民でも成功出来る、というイメージを持っている。まさに一攫千金。これであの国に憧れない方がどうかしているのだ。
とはいえ
∧∧
( ‥)アメリカは国として
当然歩むべき老化の道を
ひた走っている
( ‥)ミドルクラスの再建は
‐□ もはや不可能
格差は固定化され
アメリカンドリームは
終焉だ
だとしたら、例えばイランの人々がこれ以上、アメリカに憧れを持つことがあるのだろうか?
∧∧
(‥ )宗教学者による統治に
\‐ うんざりしてるっぽい
そういうところはあるに
してもですよ
(‥ )だからアメリカへの
憧れを持ち続けるか
というと
そういうものではない
だろうね
∧∧
( ‥)アメリカという言葉の
持つ意味がまったく
変ってしまうのだと
( ‥)議論も変りうるよね
‐□ まずアメリカへの
憧れがある
対比して
だから自国のここが
嫌いだ
こうするべきだ
そういう理論武装ではなく
ここ問題だから
直しましょうよ
無意味な伝統復古主義とか
ではなくて
我が国伝統のこれは
使えそうですから
使いましょうよ
そういうことになる
考えてみれば西欧列強の圧倒的な力にさらされた世界中の人々は、自分たちの伝統文化を捨て去れば、そうしさえすれば先進国の仲間入りが出来る、あたかもそんな勘違いをしていたのではなかったか?
∧∧
( ‥)日本だってそういうことを
したわけだからね
まず髪型から合わせた
わけだからね
( ‥)江戸時代には髪型に
‐□ 重大な意味があったと
言うから
その決断には重大な意味が
あったのだろうけども
まずは外見からという
側面もあったろうなあ
もちろん、アメリカが衰亡すれば日本がチョンマゲを復古するかというと、そんなことはないだろう。とはいえ、大なり小なり、アメリカという輝かしいきらめきが消えれば、目がくらんでいた人々も考え方が変るのだ。
∧∧
(‥ )目がくらんでいたから
\‐ 憧れる
あるいは反対に憎悪する
そういう束縛から
皆が解き放たれると
(‥ )なんというかね
恋が醒める感じかな?
女の子に免疫の無いオタクのサークルに女の子が混じると、女の子をめぐってサークルが瓦解するという。
∧∧
( ‥)ところがある日、
皆の恋が醒めたら
どうなるでしょう
(‥ )途端、状況が一変
そんなとこかな
つまり、西欧とアメリカにおける中間層の没落、憧れの喪失は世界史を変えうる出来事に
∧∧
( ‥)..になりうると
あの人たちは
未だに強大だけどね
( ‥)それでも、恋が醒める前と
‐□ 後ではなにもかもが
変っちゃうんだよね