2014年4月11日金曜日
2つの人工衛星
散歩に出てみると、星空はきれいだったらしい。
らしい、というのはもう3:30になっていたからで。
先日の経験からすると
∧∧ 天の川がかき消される明るさ
( ‥)
‐( ‥)まあ、もともと町の明かりが
強烈なここらでは
あまり関係ないけども
金星が地平線の向こうから、分厚い大気を貫いて、赤く鈍く輝き始める時刻、すでに空は太陽の影響が出始めてかすかな天の川は搔き消えてしまう=>hilihiliのhilihili: 明るい灰色の空に天の川を見た
しかし、そもそも明るい星しか見えないここらでは、朝の影響を感じるほどに空が明るくなるには、まだ少し時間がかかるのだ。
そして風が強いせいか、意外にも星はきれいだった。天頂にさしかかったヘラクレス座も、一応、形が分かる。
∧∧ 強風でかすみが飛ばされた?
( ‥)
‐( ‥)かもしれないね
へびつかい座も形が...まあ、分かる。へび座も一応、りゅう座も。
結局、きちんと形が見れたから
∧∧ なんか分かる、だよね
( ‥)
‐( ‥)仮説や理解があらかじめ
ないと、把握できない
そういうことだね
やはり、きれいな場所で星々を見ないと、理解には限界がある。
反対に、きれいな場所で星を見れば、星の配置がきちんと把握できるようになる。
そういうことらしい。
眺めていると人工衛星を見た。4時を少し過ぎた頃合い、4:16までの間のどこかの時点だ。西に傾きはじめたうしかい座とかんむり座を北西の空から通過して、へびつかい座のイェドプリオルをかすめて南の空へ消えていった。
どういうわけか2つの光点が前後に連なって移動していくのである。2つの点の角度は腕を伸ばした時のひとさし指、2関節分ぐらい
∧∧
(‥ )5度20分ぐらいだね
\‐
(‥ )前の点の位置を
後ろの点が通過するのに
15秒ぐらいかな
同じ速度で、しかも同じ直線上を動くという事は、同じ軌道上に投入されている、ということなのだろう。
∧∧
( ‥)でも、それって何よ?
(‥ )さあ? なんだろうね