2014年3月26日水曜日
つまり彼のやっていることは全部まったく無駄ってことだよね?
豊かになると人件費が上がる
人件費を削減するために部門を子会社化したり、切り捨てて外注に回したり、あるいは海外の人件費が安い国へ仕事を回す
amazonやgoogleのようなまったく新しい企業が現れて、そして勝利しても、それで新しく大きな雇用が産まれるわけではどうもない
∧∧
( ‥)ということは
(‥ )アメリカの中間層は
もう二度と復活しない
単純に言うと
そういうことだよな
つまるところ、オバマ大統領のやっていること、アメリカ中間層を立て直そう、という仕事、あれは立派なことだろうし、国民からそれを望まれているのだろうけども
∧∧
( ‥)あれは全部、無駄だ、と?
( ‥)そういうことだろうね
‐□
∧∧
(‥ )他人事ではないですけどね
\‐
(‥ )日本も同じ運命を
辿るからな
格差の大きなアメリカと小さな日本、移民がやってくるアメリカと人口が減少する日本、自由競争が強いアメリカと統制的な職場の日本、平均年齢がやや若いアメリカと高齢化する日本
∧∧
(‥ )どれがどう作用して
\‐ どんな結果をもたらすのやら
(‥ )格差があり統制され
勤労が義務づけられた
狭苦しい社会になる
これは日本もアメリカも
同じなのだろうけどね
どこか違っていて、
その違いが勝利を分ける
そういう可能性が
あるよね
まあ、その話は今、ここではどうでも良い。
ともあれ
∧∧
(‥ )ともあれ、この考えに従えば
\‐ オバマさんのやっていることは
まったく無意味だと
(‥ )というか、来るべき
統制された世界に
反抗する人々
その最初の顕著な現れが
オバマ大統領なのかもな
ごく単純に考える
アメリカが中東の石油に依存しなければいけない限り、軍隊は世界に展開しなければならない
そうである以上、人々は困窮しているにも関わらず大量の税金を納めなければならない
困窮している以上、人々は軍隊を縮小しようと望む
そうである以上、選挙で選ばれその民意を体現した大統領と、国益を体現しなければならない軍部は絶えず対立関係に陥る
∧∧
(‥ )対立が国益を損なう以上、
\‐ アメリカは直接選挙制か
あるいはせめて
二大政党制を放棄する
ことになるだろう
(‥ )その予想が正しいかどうか
それは将来に確認すべき
ことがらだね
しかしだ、
少なくともこう考えた場合
こうした不可抗力に
対抗する人々が必ず現れる
オバマ大統領はその先駆け
歴史に残る指導者だって
ことになるんだろうな
多分、敗北に終わった失敗者、ということになるんだろう。つまり理想を追って、そして現実の前に挫折した第一の人物、という位置づけに。
∧∧
( ‥)格差が固定され
統制された世界
これを阻止する方法は
ないのだろうか?
( ‥)多分だけど
‐□ ひとつあるんだよな
勝利者である地主、そしてかつての自由農が没落した大量の小作人がいる東ローマ帝国は、7世紀以降、イスラームの勃興とその圧倒的な侵入によって社会が混乱状態に陥った、
∧∧
(‥ )結果として地主が没落して
\‐ 自由農が復活したという話が
「生き残った帝国
ビザンティン」に
紹介されていましたね
この本=>Amazon.co.jp: 生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866): 井上 浩一: 本
(‥ )さらに文献を読んで
要確認なんだけども
まあ、あれよね
確かに、
都市が戦乱で破壊されて
地主の、まあ収奪だな
それがなくなったら
小作農は自営農になり
みんな以前より
豊かになるよね
対外戦争では駄目だ、国外ではなく、国内の、それも都市を破壊、混乱させることで勝ち組と負け組をすべてちゃらにする。格差を強制終了させねばならぬ。それも、約束を守るべき政府が約束を放棄してしまうような破綻、「徳政令」ではない。
あくまでも「不可抗力」で
∧∧
( ‥)不可抗力ねえ...
それって徳政令以上に
正当性なき暴力だろ?
( ‥)ようするにあれだよ
‐□ ファイトクラブの最後と
同じ事をすれば
いいんだろ?
カード会社やクレジット会社をビルごと爆破するという、あれ
=>Fight Club Ending - Where is My Mind - GOOD VERSION - YouTube
∧∧
(‥ )まあ、中間層の皆さんが
\‐ 抱えている住宅ローンとか
借金とかは消えるだろうね
そこまで単純な
セキュリティーなのか
それは知らないけどさ
(‥ )単純に消えないなら
物量戦だな
いずれにせよ
オバマっちは
大統領になるべきじゃ
なかったんじゃね?
∧∧
( ‥)....テロリストになれと?
( ‥)まあ、テロリストじゃ
‐□ 歴史の流れは変えられん
だろうから
もう一工夫必要だよね
これはhilihiliのhilihili: 黄昏時には影が足下にまでやってくるの続き