2014年3月26日水曜日
車の仕組みを知らない人の評論は薄い
しばしば、知識人とか文化人、あるいはマルクス主義者は軍事に興味を持つ人間や、あるいは軍事に詳しい人物を軍事マニア、あるいは軍事オタクと呼ぶ。
∧∧
(‥ )通じている人、ではなくて
\‐ 蔑称として使うのね
(‥ )彼ら文化人の脳内で
何が起こっているのか
それが分かるよなあ
言葉を蔑称として平気で使う時点で、相当、心が病んでいるけども
ともあれ、蔑称として使うということは、自分はそうではないし、自分はそれよりも上位の存在だ、と思っている。そういうことだ。
軍事に興味を持つこと、詳しいことをさげすむ、ということは、彼ら自身は軍事を仕組みとして把握していない、ということだ。
∧∧
( ‥)つまり軍事を仕組みとして
把握していない自分は
お前たちよりも優れている
そう主張しているのだと
( ‥)でもさ、仕組みを
‐□ 理解できないとは
当然、制御もできない
そういうことなんだよね
彼らは戦争や軍隊を制御する気はないし、制御すること、それ自体を卑しいことだと考えている。そういうことになる。
∧∧
( ‥)でもシビリアンコントロール?
(‥ )たわ言だろ?
まあ、でも当然なんだろう、彼らは多分、こう考えている。軍人などという卑しい劣等人種は死ねばいい。俺たちは高貴で身分の高い文化人、俺たちの意のまま劣等人種はみんな死ね、そう思っている。すくなくとも、そう考えていると想定すると、彼ら文化人が放つ暴力的な言葉はうまく説明できるだろう。
∧∧
(‥ )でもそれだと戦争を
\‐ 理解も制御もできず
訓練を積んだ貴重な人材を
無駄に消耗するだけでなく
事態を悪化させるよね
(‥ )だからわめくしかない
そういうことだと
思うけどもな
だからなんだろう。旧日本軍は兵士のことなど考えていなかったと批判していたようなやつが、非常事態になるとぎゃーぎゃーわめくしか能がなく、後方支援とか予備とか組織の運営とか、そういうことを全く考えないで自衛隊を出動させたり、あるいは出動させろと騒ぐのだ。
実際、彼らの意見で具体的なものなどなにもない。いつも空理空論だ。そして空理空論の人間は数でしか勝負できない。だからでっかい数ばかり言い出す。だから効果や効率ではなく、無駄に頑張っている姿だけで評価しようとする。
そして、そうなってしまうのも仕組みを把握していないからだろう。
∧∧
( ‥)仕組みを把握していない
説明は空理空論になってしまう
( ‥)車の仕組みを知らん奴が
‐□ 車を語っても
薄っぺらな感想しか
言えない
それと同じよな
∧∧
(‥ )そういうあなたはどうします?
\‐
(‥ )軍事の歴史と技術の歴史は
科学の歴史とも
密接にからんでいるのでね
科学の歴史を知る以上は
基本を知る必要があるよね
∧∧
( ‥)でもそれは武器のスペックとか
軍隊の組織とかいうより
人件費や維持費の歴史じゃね?
( ‥)そこがやっかいな
‐□ ところよなあ
でもおもろい歴史でも
あるよね
ローマ帝国なんかどんどん
貨幣の質が劣化する中
軍隊への給料はなんとか
確保していたらしいからね