2013年8月19日月曜日
別にラノベを読んでいても問題なかろう
官僚や政治家は漫画を読まないことに成功した人たちだから漫画文化を擁護するわけがない。
と言う意見。
∧∧
( ‥)仮にそうだとしたら
(‥ )東大生とかがラノベを
読んでいるっていう
嘆きの声はむしろ
福音だよね。
若人よ、おおいに漫画やラノベを読むべし。そして萌え上がれ。
そんなことが出来るのは若いうちだけだからね。
というか、教科書を読める人間でないと漫画やラノベは読めないだろう。岩波文庫ウンヌンなんて知るか。
∧∧
(‥ )でも実際はどうなの
\‐ でしょうねえ?
(‥ )官僚はともかくとして
政治家はむしろ
異常者がなるもの
だからなあ
漫画を読む読まないの
問題ではないだろうね
∧∧
( ‥)異常者ね
(‥ )身近に政治家になりたい
なんて奴がいるか?
いるにしても、それが
まともな人間だったかい?
思い出せば、ごくわずかにいたそういう連中は、どれもろくでもない人間だらけだったと思う。
曰く、自衛隊は違憲だからぶっつぶすんだ
曰く、民衆は馬鹿だから洗脳するんだ、薬物で
曰く、改革のために官僚は邪魔だ。皆殺しだ
∧∧
( ‥)...まあ、ピーだね
( ‥)なにか政治的なことを
‐□ したいってのは、
なにかしらいかれている
わけだよ。
選挙という現実の前にこういうたわけた理想論は摩耗し、丸くなっていくが、それでもこんな連中から立候補者が出るのだ。政治判断にいかれた見解が混ざることは必然だ。
実際、選挙ポスターを見れば、通常からは考えられないほどおかしな人間の比率が多いことは、一目瞭然である。
自発的に政治家になりたいなんて、まともな人間じゃあない。まともじゃない=間違っている、ではないが、まともじゃない=ゆえに正しい、でもない。
それを考えれば当然なのだ。
漫画はいかがわしいから、これを抹殺すれば清く正しく美しい世界が実現するはずだ、そういう妄想を抱く議員が現れるのは必然だ。
そして、そういう妄想を共有するのは彼一人ではない。そんな議員に投票する人間がいるのも、また必然。
∧∧
( ‥)それを考えますとね
( ‥)いやでも政治家に
‐□ ならなければ
いけなかった、
二世、三世の方が
意外とまともってことも
あるだろうな。
世襲制を固定化しても
困るが、
世襲制だから頭ごなしに
否定、というのも
まともな話じゃないね
もちろん、この見解を覆すような反証例を持ち出すこともまた、比較的容易ではある。とはいえ、まあ、こんなところじゃなかろうか。直接選挙さえすれば物事が良い方向へ向かう、というのは現実的ではないし、間抜けで有害な理想論だろう。