2012年6月12日火曜日
その分かったとやらは一体全体なんだ?
*の続き
∧∧
( ‥)つまり、嘘でもそれを
美しくさえずれば相手を
騙すのは容易であると
( ‥)あるいはあれかもしれない
間違っていても、確信を
心からさえずれば相手に
伝わってしまう、のかも
知れん。
分かったよ!! 聞いて!! 聞いて!!
すごいよっ!! 君の確信が伝わってくるよ!!
∧∧
(‥ )でも、ご本人は分かったつもり
\– なのだけど、実は勘違いしている
だけってことがあるのですよね
(‥ )そもそもなあ、プラトンや
アリストテレスがそうだった
わけだしな
すべての正多面体は直角二等辺三角形に分解できるから、それから元素が出来ているに違いないずら、という無駄な確信をさえずる by プラトン
∧∧
( ‥)だから2400年も読み継がれた
のかもしれませんよ?
( ‥)さっき、ある本の書評を
–□ ネットで見てな
著者が遺伝子を解析すれば分類(*分類と系統をごちゃまぜにしてる)は明白に定まる。ゆえに形態形質は軽視して良いのだ、と思っているので、それを読者も真に受けているのだけども。
∧∧
( ‥)遺伝子に本質がある、
という発想なのでしょうね
(‥ )問題は2つだ
:その遺伝子が相同でも、コードしている内容は相同だろうか?
:形態形質は信用できない、と言っているのに形態形質のみの化石の分類名を述べられるのはなぜ?
∧∧
( ‥)本を読んで楽しかった、
分かった、と言うのも
思うのも勝手だけども
( ‥)その分かったで説明して
–□ もらおうか
できないのなら、その分かったとやらは一体全体なんだ? それを説明してもらおうじゃないか。