2020年3月9日月曜日
トイレットペーパーが戻り始めた3月9日
3月3日には消えていたトイレットペーパー。近所のドラッグストアにいったら、紙製品が入荷し始めた。
でも1家族1日
∧∧ 2個までだそうですな
(‥ )
−( ‥)トイレットペーパー
単体ならば2個
あるいは
テッシュ1個に
トレペ1個で合計2か
しかし棚にトイレットペーパーはすでになく、キッチンペーパーを買った。キッチンペーパーは吸水性が良く丈夫なので、自分は一部目的のためにはむしろキッチンペーパーを買う。
紙は入ってきたんですね。
レジの人にそう聞いたら、ちょっとずつ入ってきましたという返事だった。
一方、別件でよった日曜大工屋にはトイレットペーパーが普通に置いてあった。日曜大工屋にトイレットペーパーを買いに行く人はいないのかもしれない。レジの人に聞くと、製品はあるし入ってくるけど、皆が買っていくだけですから、と言っていた。
つまりは
わずかな消費の増大が
∧∧ 品薄を生むのだと
( ‥)
−( ‥)そうだなあ例えば
こう考えてみるか
100人が100日に1回、トイレットペーパーを買いに来る。単純な考えだと1人ずつそれぞれ別々の日に買いにくる。
つまり1日に売れるトイレットペーパーの数は1個。
だからメーカーは100日に100個のトイレットペーパーを生産すればいい。
では販売店はどうなるか?
ある日に100個のトイレットペーパーを仕入れて100日の間、在庫が無くなっていくのを眺めるか?
そんなことはない。
∧∧
(‥ )お店の棚の面積は
\− 有限ですから
他の品物も置く以上
需要に応じた数だけ
置くべきでしょう
(‥ )置くべきは
理想的には1個だな
1日1個売れるのなら1個だけ置けばいい。
もちろん現実にはもう少し置くべきだ。平均すれば1日1個が売れるが、時には1日に2個、3個売れることもあるだろう。
∧∧
( ‥)とりあえず在庫は3個と
いたしましょうか
(‥ )そう考えると
トイレットペーパーが
店頭から消えるのは
わかりやすい
トイレットペーパーが消えるかもしれない。100人中、3人がそう考えて、今日、買いに行こう。そう考えただけで在庫は消える。
そしてこれを聞いた残りの97人は考える。買い占められてしまうのでは困った。自分も買いに行かねば。
∧∧
(‥ )極端な話
\− 残りの97人全員が
そう考えて
トイレットペーパーを
買おうとすると
97人全員に行き渡るまで
棚からトイレットペーパーが
消え続けることに
なりますなあ
(‥ )本当にわずかな
需要の高まり
この場合は3%が
1日に集中しただけで
97日間の供給を
食い尽くして
しまうわけだ
弱ったもんさ
はて? すると買い占めによる品薄とは、100から最初に買い占めに走った人の%を抜いた日数分、ということになるであろうか?
もちろん、以上は自分という素人が考えた適当な思いつきでしかない。しかし、身近にトイレットペーパーを買い占めようとした人はいなかったわけで、買い占めはわずかな人間によって引き起こされる。これは確実だ。
∧∧
(‥ )買い占めが一見すると
\− 長期間にわたって
続くと言う不思議も
こう考えれば
理解しやすいですかな
(‥ )そしてだよこの話は
需要のわずかな集中が
供給を破壊してしまう
そういうことなわけで
つまりは
医療崩壊と理屈は
同じだよな
医療とは治療を販売することであり、つまりは供給だ。医療のひとつの本質がかように経済である以上、わずかな需要の高まりは容易に医療を崩壊させる。