2020年2月26日水曜日
ミラノパニック
25日。イタリアの新型肺炎感染者は280人越え。死者7名。
∧∧
(‥ )ミラノ在住のデザイナーと
\− 称する人のtwitterが
荒れてるねえ
イタリアも韓国も
徹底的に検査してるのに
なぜ日本はしないのか?
なぜ日本は重症者だけを
治療するのか?
無症状の人がキャリアだから
それを見つけないと
感染が止まらない!
日本は馬鹿だと
(‥ )...いや...そこまで
分かってるなら
理解は後一歩のはずだが...
無症状の人が感染を拡大する。だとしたらこれは止められない。全員発見する? 人手も薬品も機械も時間も有限なのにそんなことはできない。
∧∧
( ‥)というかそんなことしてたら
むしろ医療崩壊が起こるべ
( ‥)重症者だけを治療する
−/ それが正しいんだよな
実際、2009年の新型インフルエンザの時、日本は水際対策に力を入れて、しかし当然だがその防壁はあっさりと破られ(そもそも防壁を作る以前に侵入されていた)、そして水際対策で人材が取られる一方で、現場には診察を求める人々が押し掛けて、医療崩壊とは言わないまでも、苦しい事態になりかけた。
∧∧
(‥ )道理で今回は
\− 37.5度の熱が
4日続いたら来てください
あっ、お年寄りの人は
2日ぐらいで来てね
普通のカゼでもお年寄りは
危険だからね
と言うわけですな
(‥ )心配性が押し掛けて
肝心な重症者を
診断できなくなったら
患者さんが
死んじまうからな
わざと
少しだけハードルを
高くしてるわけよ
ははっ
厚労省も
研究者も安倍っちも
みんなずる賢いもんさ
正しい判断だがな
まったくもって正しい判断だ。実際、感染者もさることながら、重症者のニュースが比較的多く耳に入るのは、政策が効果を示したことを暗示している。重症者だけを見つけ出す。そう行動してそれが成功すれば、必然、こうなるはず。
∧∧
(‥ )それにしても
\− このデザイナーさん
なして大騒ぎ?
(‥ )色々な理由があるけど
単純に怖いんじゃね?
より正確に言うと、解釈の仕方が違うのだろう。
無症状のキャリアがそこらじゅうにいます。そう聞いた時に、
....じゃあこの新型肺炎ってただのカゼじゃね? カゼでもインフルでも花粉症でも肺炎になれば人は死ぬからな。まあ人混みは避けましょうか。
と考えるのか
キャリアがそこらじゅうにいたら、俺もそのうちに感染して死ぬー!!
と考えるかで、人の行動は変わるだろう。
*以下追記
ちなみに以上では日本の重症化率は見かけ上、高くなるのでは? という思いつきを書いているけども、例えば20日、厚労省発表の数字では、国内感染者(チャーター便除く)の70人に対して人工呼吸器などの患者7名。重症化の率は10%で、武漢での数字17.8よりも少なかった。
∧∧
(‥ )20歳の若い女性で
\− 重症化の例など
センセーショナルに
報道されたから
重症化した患者さんが
多いように感じた
だけですかねえ?
(‥ )まあ見てれば分かるさ
*2020.02.26 18:45以下追記
重症化率と死亡率が相関すると単純に考えれば、日本と違ってしらみつぶしに探しているイタリアと韓国は日本よりも死亡率が見かけ上、低くなるはず。
そう予想して調べてみたけども
∧∧
(‥ )イタリアは死亡率3%で
\− 日本より高すぎ
韓国は1%で
日本と同じ
なんか両国共に
予想と合いませんぞ
(‥ )イタリアは検査中
韓国は報道と違って
日本と同じことしか
していない
そう見るべきかな
以下へ続く=>http://hilihili.blogspot.com/2020/02/blog-post_75.html