2019年10月16日水曜日
洪水水位標を見ても100年を見ないのはマウント取りだから
善光寺平洪水水位標。
今回、2019年10月13日の台風19号と千曲川の決壊。
この水害で浸水した地域に立つ、過去の大水害とその水位を記録した標識。それが善光寺平洪水水位標。
なんの因果か、この水害で浸水してしまった長野市赤沼にある新幹線車両センター。そのすぐ脇に水位標は立っている。
=>http://hilihili.blogspot.com/2019/10/blog-post_14.html
さて、これを知った人は言う。そら見たことか! なんでこんな水害に襲われる場所に車両センターを作ったんだ??!!
∧∧
(‥ )しかしおかしなもので
\‐ 最後の水害が1911年
つまり108年前で
100年以上水害が
なかったことには
誰も触れないのである
(‥ )なんだよ
みんな
ドヤ顔したいだけか...
災害が起きた後で、何かを見つけてこれ見よがしに、相手を批判する。
それはドヤ顔して相手にマウント取りたいだけで、行為がいささかゲスかろう。
∧∧
(‥ )100年こなければ
\‐ そりゃ建てるでしょうな
エリンギ工場である
ホクト赤沼きのこセンターも
ここにあって浸水したしね
建築したくなる場所なのだ
(‥ )土地も広いし
平坦だし
長野市への連絡も良いし
そりゃ建てるだろ
物事にも判断にも必然の理由があるのだ。
そして判断に必然の理由があるのなら、こうも言える。洪水水位標を見て批判するだけで、100年水害がなかったことを見落とす。人がこうした判断をする必然の理由とは何か? それはドヤ顔したいからだ。
すなわち、洪水水位標を見ても100年を見ないのはマウント取りである証拠。