2018年10月19日金曜日
心の琴線にふれるべし!
∧∧
(‥ )ゴブリンスレイヤーって
\‐ アニメがやってて
それが評判だそうですよ
(‥ )ああ漫画や原作小説が
すでに人気だった
作品だよね
RPGの典型的な
かけだし冒険者たちが
しょっぱなで
ゴブリンごときに
あっさり全滅
バラバラ陵辱
むごい最後を遂げる
という話題作
僕たちではヒグマは倒せない。そこで野犬の群れを退治してください、という依頼を受けました。犬相手なら余裕でしょ、と思ったら食い殺された。
∧∧
( ‥)ありがちだな
( ‥)RPGでも
‐/ コンピューターゲーム
ではなくて
テーブルトークの場合
最弱モンスター相手に
普通に全滅したり
するからね
ありがちだね
そして、視聴者から怒りの声。
新人冒険者に危険を伝えない作中のギルドはおかしい!! 無能! と怒っている視聴者の声がかなりな割合で散見。
∧∧
(‥ )組合が冒険者に仕事を仲介する
\‐ 組合=ギルド
ギルドってのは本来は
西欧の同業者組合のことだけど
ゲームの世界だと
討伐依頼の仲介屋さんの
ことだよねえ
(‥ )この作品のここがおかしい!
そういう感想があふれる
いいねいいねこの反応
ゴブリンスレイヤーって
作品が
いかに視聴者の心の琴線に
触れたかってことだね
大成功だね
現実の話をすれば、新人にいちいち、死ぬかもしれませんよ、なんて伝えたりしないだろう。剣と魔法の中世だからという話じゃない。日本でさえ、人命が高くなったのは80年代以降ではなかろうか。人類の歴史において人間なんて使い潰せば良いものだったし、今でもそうだ。さらに一攫千金が見込まれる業界では特にそうなる。それは自己責任であるし、付け加えれば、申し送りがうまくいかずに人があっさり死ぬのは普通にありがち。
当たり前なことにそんな目くじら立てることはない。
∧∧
(‥ )言い換えれば
\‐ 頑張ろう!って前向きに
生きて動いた登場人物が
最弱モンスターごときに
初手であっさり
ばらばらにされたのが
一部視聴者には
ショックだったんだね
だからギルドの対応が
現代基準で考えるとおかしい
人道的ではない
組織として無能だ! と
反応しちゃうわけだ
(‥ )いいねいいね
他人事ながら
素晴らしい戦果じゃないか
∧∧
( ‥)あなたも他人の心の琴線に
触れるものを作るべきだ
( ‥)そうだねえ心の琴線に
‐/ 触れるって大事だよなあ