2018年9月19日水曜日
子供の目が泳いだ
なんで異常のある人が生まれてくるの?
君も僕も誰でもそうだが、僕らの体の細胞は異常ですでにいっぱいなのだ。君の両親も僕の両親もそうだ。異常とはあふれた分が見えているだけで、異常はどこでも誰でも持っていて、いっぱいいっぱいで、すぐあふれるのだよ。
∧∧
( ‥)子供の冒頭の質問に対し
以上のように答えたら
子供が目を泳がせ
はじめました
( ‥)なんか愕然とした
‐/ 表情をしてたな
どうも、異常...まあこの場合それは変異とか遺伝病のことなのだが、それは他人事であって、自分には関係ないことだと思っていたらしい。
∧∧
(‥ )おもろい反応だな
\‐
(‥ )俺たちの細胞は
俺もお前も
これを書いている私も
読んでるあなたも
遺伝病で飽和してるよ
この事実は
大概の人間には
耐えられない現実らしい
あの表情を見た今となっては、漠然とわかるのである。
遺伝的弱者を切り捨てることはなぜいけないのですか?
この質問に対し
人間は弱い。だから弱者を守ることで遺伝的変異を高め、来るべき進化に備えて変異を蓄積して備えている。これが人類の生存戦略です!!
ヤフー知恵袋における、このようなたわ言の回答が、なぜ人々に感動を呼んだのかよくわかる。
∧∧
( ‥)要するに知恵袋の回答は
遺伝病保持者は
私たち健常者が
保護してあげるべき
存在なのです
という上から目線の
優越感を保証する内容だった
だから感動を呼んだのだと
(‥ )見たくないんだよ
俺たちがとっくに
遺伝病に飽和している
という事実にな
有害遺伝子を蓄積して未来にそなえよう。そうやって上から目線で自己陶酔している相手に、
いや、お前の精子も卵子も体細胞の遺伝子も、とっくの昔に遺伝病に飽和しているよ? なに他人事みたいに上から目線なん?
などと言ったら、相手は絶望で自殺するか、聞かなかったことにするか、そのどっちかなのだ。
子供の反応を見るとよくわかる。そしてあの子は、この回答を即座に忘却するだろう。
∧∧
(‥ )このblogを呼んだ人も
\‐ この話を
即座に忘却するのでしょうな
(‥ )そうやって
記憶操作しないと
人間は
生きていけないよ
もちろん、忘却しなくても生きてはいけるのだ。
単にこう思えばいい。ああ、今まで大丈夫だったのだから問題ナッシングなんですね、と。