2018年9月20日木曜日
世界は自覚で出来ている
北海道の震度7と全道の電力喪失。これを受けて泊原発再稼働の声が高まる中、リベラルや左翼から出てきたのは原発を動かすな、薪ストーブで我慢しろ。放射能汚染よりも凍死の方がましだろ? という意見であった。
これは憤激をまねいた。今でさえ電力不足で電気の支えがないと生きていけない人に数々の障害が出ているのに、それを左翼やリベラルは平気で切り捨てるというのか??
∧∧
(‥ )これを見てある人曰く
\‐ 弱者を凍死から守れ
というスローガンすら
右翼のものになったと
(‥ )まあ左翼やリベラルが
戦略を変えた
ということだよね
不満のある弱者を焚きつけ、革命を起こして権力を乗っ取ろう。これは右、左、関係なく、普遍的な戦略であった。
∧∧
( ‥)でも左翼やリベラルは
それに失敗したと
( ‥)だから反対に
‐/ 自分たちを熱狂的に
支持してくれる
少数派の得票を
あてにすることにした
そういうことだよな
悪いことではない。
停電で凍死者が出るでかいリスクよりも、原発がまったく制御不能に陥るというかなりレアなリスクの方を取る。これはマニアックな趣向である。
マニアックな趣向を好む有権者は熱狂的だろう。良いお客様ではないか。
∧∧
( ‥)数が少ないから
政権交代は絶対に無理だがな
(‥ )言い換えればよ
左翼やリベラルは
もう政権を取る気は無い
自分たちにその力も無い
そう自覚してるってことさ
要するに諦めたのである。自分たちにはもう無理だと。それでも権力が欲しいから、政権は取れなくても他人を殴る棍棒が欲しいから。未来を失っても、それでも生きていたいから。だからマニアック路線に切り替えた。それだけのことであった。
世界は自覚で出来ている。