2018年8月2日木曜日
リベラル人工知能説
リベラルや知識人は理屈ばっかりこねる、と言う人もいれば、リベラルは非論理的な思考と言動をする感情的な動物だと言う人もいる。
∧∧
( ‥)矛盾?
(‥ )いや
同じことを
言ってるんじゃね?
こう考えればどうか?
人間は人間関係に基づいて行動する。親切をするのはお返しを期待するからであり、助け合いをするのは後でお返しを求めるためであり、これはビジネスであり取引だ。
∧∧
(‥ )これが人間の論理なのである
\‐
(‥ )頭の良い人間ってのは
これができないんだ
その意味では
頭の良い人間は
非論理的だね
人間の論理が
分からない人は
非論理存在となる
端的に言うと頭の良い人間とはただの欠陥品なのである。人間同士の取引ができないし、相手が何を求めているか分からないし、推論できない。
要するに人間が種族として持っている推論機能を失つた欠陥品、それが賢い人間というものの正体だ。
∧∧
(‥ )そう言うと彼らは
\‐ 激怒するけどな
(‥ )そりゃあ空気読めないから
連中はこれまでさんざん
苦しんできたからな
お前は空気読めない
欠陥品だから苦しいのです
なんて言われたら
そりゃあ怒るさ
自己防衛本能だね
とはいえ自分たちが負け戦であること明瞭である。
賢い人間の野獣のような攻撃性はここに由来する。
彼らは賢いから貴族を気取るが、負け続けた人生という追い詰められた経験から、飢えた犬のように節操がない。
∧∧
( ‥)おまけに
自分の感情は分かるから
すぐ怒るけど
空気読めないから
相手を平気で傷つけるから
非常に不公平な人になる
( ‥)ルールを鵜呑みにして
‐/ それを論理的に演繹して
得意げに振る舞うが
実際の人間の論理は
そういうものでない
結果的に
理屈っぽいのに
人間としての論理は使えず
感情的で
同情心というものを持たず
野獣のように暴れるだけよ
それが賢い人間さ
ルールというのは論理そのものではない。ルールは実際のルールの漠然とした一側面、あるいは影でしかない。
人工知能は車を運転できるようで、実は出来ない。これはつまり、マニュアル通りに動かせば車が動くかというと、そんなことはないということだ。
これと同様、世界を支配するのは語られぬ論理である。語られぬ論理を把握して操作できる。これが人間だ。
反対に、ルールを取り上げて、これが論理だと言ってる時点で頭がいかれているのである。
そしてこのようないかれた動作を見た皆は、ああこいつは頭でっかちの欠陥品なのだな、と判定する。賢い人間とはいつもそのように評価されるのだ。
∧∧
(‥ )頭いい人ってのは
\‐ 人工知能っぽいって
ことですかね
(‥ )食欲、性欲あるから
タチ悪いけどな
動作がぎこちないところは
まあ人工知能っぽいよね
リベラルや知識人が、感情的で理屈っぽくて非論理的で同情心というものがない、と言われるのは、まあ多分、こんな。
だいたいにおいて頭の良い人間は皆から嫌われるし、それには当然の理由がある。そしてこれは生得的であるがゆえ、逃れることはできないし、自覚することもできない。
持って生まれた能力とは、欠陥であり呪いだ。そこんところ自覚せんと。