2018年7月28日土曜日
抜粋3つ方針
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)そうねえ例えば
‐/ 特殊相対性理論を
次のように
説明することを考える
速度の足し算ができる場合は同時刻に到着できる
足し算ができない場合は違う時刻に到着してしまう
場所によって時間の流れは違う
∧∧
(‥ )三段論法っぽくまとめる
\‐ ということ?
(‥ )いや、人間が覚えられるのは
三つまでだから
三つにまとめる...
というか
三つの抜粋を並べるわけよ
そもそも三段論法が三つなのは、人間が覚えられる事柄が三つだからじゃなかろうか。
∧∧
( ‥)三つの抜粋ということは
三つの事柄は
筋道立ててつながらない
ということじゃね?
(‥ )それでいいんじゃね?
分かった! という
反応自体が
そういうものだべ
本当に状況を把握した時、人間は分かったなんて言わん。
分かった、分かりやすかった、と皆が言う時点で何も分かっていないし、それで良いのである。
∧∧
(‥ )分かった気になれる
\‐ そういう感覚を売ることが
肝心なのである
(‥ )だから筋道立てて
書く必要はないんだ
抜粋を
三段論法っぽく
並べればいい
そもそも世の中の三段論法もほとんど全部、ずさんで筋道の通らない、というか間違っている主張でしかない。それにもかかわらず三段論法ははびこっているわけである。だから以上で良いのだ。というか、ずっとましだろう。
∧∧
( ‥)マックスウェルの電磁理論は?
( ‥)あれはやっかいだ
‐/ 彼の主旨は
2つあるからな
物体と周辺は渦玉で出来ている
渦玉が連なると竜巻になる
竜巻の吸引力が無敵の磁力!
絶縁体も電気がちょっと動く
動くからにはそれも電流
電流だから電場、磁場、電場、磁場の繰り返しで電磁波できる
∧∧
(‥ )全部で6つか...
\‐ 人間の脳容量の2倍ではないか
(‥ )まあ分割して説明すれば
ぎりぎりオッケーだな
とはいえ、説明としては読者に非常な負荷をかけることは疑いない。だがしかし、こればっかりはやむを得ない。これ以上の簡略化は無理だろう。
∧∧
(‥ )ともあれ筋道立てて
\‐ 説明することは放棄するわけだ
(‥ )人間は三種類に分けられる
1:概ね正しいことを鵜呑みにする
2:考えて間違った結論に行き着く
3:調べて正しい結論を見つける
∧∧
( ‥)今、我々が販売対象とするのは
番号1なのである
(‥ )番号1が
一番数が多いからな
番号2は数が少ないので客層たり得ない。そもそも筋道立てていちいち説明しないと理解できない時点でどうかしている
∧∧
(‥ )番号1は筋道を求めていない
\‐ 番号3は筋道を自力で探す
番号2は探さずに考えて
なおかつ間違える
(‥ )おまけに番号2は
数が少ない
だから放棄していい
考える人間などどうでもいい。筋道たてて説明しないと分からない人間もどうでもいい。
考える人間を放棄せよ。これが分かりやすいということではないか?