2018年7月22日日曜日
7月22日 大シルチスが見えてきた火星
7月22日の火星
∧∧
(‥ )左はヘラス盆地と
\‐ それを取り巻く
ヘレスポントス
そして
大シルチスの一部だね
(‥ )とうとう
目で見てそこがどこか
分かるぐらいに
晴れてきましたよ
とはいえ、火星全体が砂煙にかすんでいるのは相変わらずだ。スケッチも陰影を強調しているが、実際にはぱっと見、真っ黄色なのっぺらぼうである。
∧∧
( ‥)火星観測って
コツがいるからね
( ‥)普通の状態でも
‐/ 最初は分からないんだ
少なくとも
200倍以上の
高倍率にして
のっぺらぼうの星を
見続けて
なにか見えた
こんな形かな?
そう思って脳がその筋で
情報処理を始めると
見え始める...
そんな感じだからね
ましてや砂煙にかすんだ現状である。観察はなかなかに骨が折れるもの。
∧∧
(‥ )右のスケッチは2:30の火星
\‐ 幾つか嵐の濃い部分が
あるように見えますなあ...
(‥ )前日にはなかったやつだ
気流の悪さによる
目の錯覚でないのなら
新たに発生した
やつかもしれないが...
日時からすると残念、この嵐の経過は観察できないだろう。色々とままならぬ日々である。
=>http://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili/keitou/qa/mars2018.html
以下追記
∧∧
(‥ )考えてみれば現在音信不通の
\‐ 探査機オポチュニティは
スケッチ右の火星
ちょうど中央にいるはず
なんですよね
(‥ )太陽電池で動くから
今回の砂嵐でダウンして
平均マイナス50度の
火星の極寒に耐えるための
ヒーターの電源も
落ちてしまい
危機的な状況だそうだな
少なくとも18日の時点で応答なし、というのがNASAの20日における公式で、それ以後、今に至るまで続報はない。
∧∧
(‥ )模様が見え始めたから
\‐ 無事なら
そろそろ復旧しても
おかしくないけども
(‥ )さあどうなるかねえ