2018年6月28日木曜日
28日の最後に語る27日の...
( ‥)起きたらもう
‐○ こんな時間か...
∧∧
( ‥)日付が変わるぞ
そして翌、29日の8:15に追記
1日挟んでしまったが、27日は散歩ついでに用水路を見に行ったのであった
スタート地点からしばらくいった住宅街
多分、かつては赤土の露出した崖で不毛な場所だったろう。
あるいは田んぼだとしても
この川からは直接
∧∧ 水を引いてはいないはず
( ‥)
‐( ‥)高低差がありすぎて
水を汲み出せないからな
もちろん、見ればわかるように扇状地のゆったりとした勾配の中を流れる用水路だ。少し上から水を割って引けば自在に田んぼをうるおすこともできるはず。
∧∧ でも見当たらないね
(‥ )
‐( ‥)見落としていないなら
ここらが昔、田んぼでも
もっと別な場所から引いた
水を使ったという
ことになるんだが...
上から下流側を撮影したものだけども、この用水路には底へ降りる階段が何箇所かある。これはここらの他の水路では見たことがない。
はてこれは? そう思いつつ遡上すると、途中から用水路は蓋をされ、暗渠となり、水量も少なくなり、さらに川は地下に埋設されたパイプの中を流れるようになって、途中で追跡できなくなった。
そしてその進行方向の200メートルばかし先にあるのがこの水路
でも水は90度折れて
∧∧ 左へ流れてるね
(‥ )
‐( ‥)右へいけば追跡してきた
川なんだけどな
水はいっていないな
用水路を見ていくとわかるが、流路としては同じでも流れている水が途中で切り替わっている場合がある。つまりこの流路のここからここまでの水はこの地域のもの。そこから下流はこの流路のここからここまでの水を使う。そういう意思が見て取れる。
僕らが今まで見てきた場所は
ここから下流の周辺の土地から
集まってきた水を使うことに
∧∧ なっているのかも
( ‥)
‐( ‥)そうかもしれないな...
この先は、ある意味では劇的だった
画面の右奥に見える水路は1キロ上流の河川から引かれたもので、先日、上流から追跡したものである
=>http://hilihili.blogspot.com/2018/06/blog-post_10.html
一方、今回遡上しているのは画面左の用水だ。
この二つの水路。同じ河川だがまるで違う場所から水を取り、そして道ひとつ挟んだ距離まで接近、並走しても交わることはない。高さも違うし、水の管轄もまったく違うのだ。
ところで写真の車の
ナンバープレートは大丈夫?
∧∧ 数字が見えてね?
( ‥)
‐( ‥)大丈夫であるよ
そこだけは加工して
まったく書き換えて
しまったからな
水の利権は非常に厳しいらしく、例えば以下のように、周辺の土地のこの水は我々に流されるべき水だ! という意思がうかがえる場所も多い。
以上の場所の少し奥へいったところ。住宅地の道路に降った雨水は、すべてこの用水に流れ込むようになっているし、それを越えるために小さな階段が設けられているのである。
そうしてあと少し進むと、用水は緑あふれる田んぼの中を通り、源流河川へと消えていった。
29日アップする。28日に語る27日の用水路