2018年5月25日金曜日
商売の基本は非対称性にあるのだ
作家は批判してもいい。読者はそう思うもの。
∧∧
( ‥)言論の自由もさることながら
実は作家は自分よりも
有名人だから
その点では立場が上
そうであるから
俺が批判するのは
正当で問題ないはずだ
という計算が読者の脳内に
あるのではないか
( ‥)まあ色々な計算が
‐/ あるんだけどな
言論の自由論法もあれば
お客様は神様論法も
あるのだよ
とはいえ、作家は名が通っているのだから、俺が文句いっても良いはずだ、という計算が脳内にあるのは、まあ事実だろう。
∧∧
(‥ )でも作家はそういう批判に
\‐ ひどく心を傷つけられる
そして心が折れてしまう
これをある人は
今時は素人が卵をつぶして
肉がないと騒ぐと言った
(‥ )いやだからな
読者を一人
ぬっ殺せばいいんだよ
延々と一人の読者を攻撃し続け、そいつの心と業績をへし折って粉砕してしまえば良いではないか。
さすれば作家の魂は救済される。魂の救済に人一人。当然だろう?
しかもたった一人ですむのだ。読者側からしたってそれで作家の心が折れなければ安い取引じゃないか。けちけちするな。
∧∧
( ‥)まあ読者からすれば
叩き潰された一人の読者なんて
どうでもいい話だからな
(‥ )他人の命は10円!
自分の命も
他人からすれば10円!
この非対称性は大事ね
これが商売の基本認識
一人ぬっ殺せ。
なに、殺すというのは言葉のあやだ。命を取るというわけじゃない。そいつの業績と心をへし折り、粉砕する。それだけのこと。それですむなら全員、安いものではないか。
さあ、取り引きを始めよう。