2018年5月12日土曜日
山頂のカンアオイ
夜明け前の4時に出発
∧∧ 5:40に山頂でーす
( ‥)
‐( ‥)スケッチするような
花もなくて
思ったより即座に
着いてしまった
しかし山頂で花を見つける。見たことがない葉っぱがあるので見ていたら見つけた。
花は地面付近にぽつんとついている。
∧∧
(‥ )カンアオイ...ですかね?
。‐
(‥ )種類多いから
すぐには分からんけど
その仲間だよね
スケッチ、とはいっても簡単な線画を描くだけだが、その間にも体はかなり強烈に冷えた。汗まみれだし、持って来た長袖のシャツは薄く、そしてここ数日の空気が思った以上に冷えていたからである。
山に着替えが必要とは
∧∧ 本当ですなあ
( ‥)
‐( ‥)んー 天候を見て
最小限度の装備だけで
登って来てるけど
運が悪いと
意外ときつくなるかもね
もちろん、そんな深刻に考える必要はない。ほとんど廃棄されたとはいえ、いざとなれば観光開発用に作られた舗装道路が残っているし、そもそもこのあたりの山、マラソンコースにしている人たちがいるのだ。今日も半袖短パンのみの装備で走ってく人とすれちがった。
1人とは、朝も早よから6時に山頂ですれ違いである。
でも動いていないと
∧∧ 寒くなるときついよね
(‥ )
‐( ‥)走ってる連中は
止まることを想定して
いないから
熱の放棄だけを
考えればいいけど
スケッチして止まる
となると
そういうわけには
いかんからなあ
もう少し、装備を考えないといけない。
冷えた体を上昇した太陽と日向ぼっこで温めていると、二人目のランナーとすれ違った。
展望台の前、上昇気流の中をくるくる回ってトンビが上昇していく。
どのぐらい下から
∧∧ 来たのでしょうね
( ‥)
‐( ‥)山の斜面の面白さだよな
上昇していく空の様子を
目の前で見れる
自分の前より10メートルぐらい上がったところでトンビは方向を変え、数百メートル先の峰まで滑空していった。実に経済的な移動方法である。