ひさかたぶりに山へいった
冬の積雪で折れた木を片付けたのか、それとも害虫にやられた松の木を片付けたのか、遊歩道沿いの木々がかなり伐採されている。
∧∧ 林が明るくなったー
( ‥)
‐( ‥)おおーっ
もっとばんばん
切れ切れ
谷あいはともかくとして、無駄に密集して薄暗い森は蚊がわきやすいし、鬱陶しいので伐採して明るくするに限る。
それにしても特に何も見るものがない林だ。スゲの仲間が花を咲かせて花粉を飛ばす。これを踏まえるに神奈川や関東の林だったら3月の頭ぐらいの気候ではなかろうか?
特に見るものもないなあ、と思って山頂で休み、下山しようとしたところ、見たことがない白い花を見つけた
∧∧ これはなんぞ?
( ‥)
‐( ‥)なんだろうな?
花びらの数が不定
たくさんの螺旋状に
並ぶ雌しべを
これまたたくさんの
雄しべが螺旋状に
囲んでおる...
キンポウゲの仲間に
見えるけどな?
萼が花びらと明瞭に違うことが気になったが、帰って調べると、どうもやはりキンポウゲの仲間で良いらしい。
∧∧
(‥ )多分、スハマソウだね
□‐ ミスミソウ(ユキワリソウ)の
近縁種だよ
(‥ )へー初めて見たな
帰り道を振り返る。
なんとも荒涼とした光景だが、ここしばらく雨が降らず、乾燥し、伐採と遊歩道の整備で道の土がえぐれて砕け、緑も芽吹いていないからだ。まもなく、新緑となって生き生きとしだすだろう。