2017年10月25日水曜日
ベニモンヤドク襲来
Oophaga sylvatica
オーファーガ・シルヴァティカ
南米にすむ毒を持つ小さな、そして派手なカエルだ。毒矢に使われるのでヤドクガエルと言われる一族のひとつ。
画像はこちら=>https://www.google.co.jp/search?q=oophaga+sylvatica&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjXlPuQiYvXAhWBWbwKHSO4DBMQ_AUICigB&biw=972&bih=717
ヤドクガエルはしばしばそうだが、非常に個体変異が激しく、とても同一種とは思えないほど色も模様も様々である。
∧∧
(‥ )ちんまり可愛らしいが
\‐ 毒々しいカエルだな
(‥ )こやつの和名は
なんであるか?
というかそもそもこのオーファーガ属って何よ? 聞いたことないぞ? ヤドクガエルっていうと、例えばデンドロバテス属だろ?
∧∧
(‥ )デンドロバテス属を
\‐ 分割して作られた亜属
というか属みたいだね
最近、新設されたみたい
(‥ )では昔の学名は
デンドロバテス・
シルヴァティカ
だったのか?
ところが違っていて、かつての学名はデンドロバテス・ヒストリオニクスらしいと分かった。これだと有名なカエルで、和名もちゃんとついている
∧∧
( ‥)和名はベニモンヤドクガエル
( ‥)ここまで来るのに
‐/ ずいぶん時間を食った
もんだが…
ところがもう一度調べ上げることと再確認の意味も含めて調べていると、原稿に誤記を見つけた。学名を書き間違えていたのである。
いや、正確にいうと参考文献の学名綴りに間違いがあったのだ。
すなわち正しい元の学名はDendrobates histrionicus
∧∧
(‥ )参考文献の綴りに
\‐ 間違いを見つけるのは
ひさしぶりですな
ナマコと深海魚ぶりじゃね?
(- - )あーもーなんかこう
これだけですごく疲れた
いや考えてみればついつい政治のネタに走るのも当然だよな、政治ネタは皆の共通の話題であり、勝手にニュースで流れてくるし、おまけに自分たちは観客席にいるような立場だから彼らの苦労を知りもしないまま勝手に野次ることができる。
∧∧
( ‥)カエルの学名ひとつで
頭が沸騰しちゃってる
わけだからな
無責任に政治ネタで
野次ったりするのは
当然か
( ‥)やれやれ
‐/ あまり良いことでは
ないんだが
分かっていても
ついな…
ちなみにヤドクガエルたちはその毒の種類や成分からも分類が何度か大きく変更されているらしく、詳細な把握はさらに大変だ。
∧∧
(‥ )現状、手に負えないぞ
\‐
(‥ )文献がアホみたいに
多いから
今はちょっと無理だねー
すなわちベニモンヤドクの襲来