2016年10月4日火曜日
効率的な遮断仮説
放射冷却というものがある。冬の晴れた空に熱が赤外線として逃げてしまい、地面が凍てつき凍える。これは有名かつ顕著な例だが、冬に限らない。夏でも曇りの夜空が晴れ渡った途端、暑い空気の中で高温にあえぐ体の負担が軽くなるのを感じることがある。
∧∧
( ‥)体温を産生している我々
哺乳類にとって
余分な熱を
放熱できるか否かは
大問題である
(‥ )そして僕らは当然のように
熱の流れを
感じることができるのだ
以上を踏まえて考える。
しばしば言われる事柄に曰く、デブは暑苦しいと。
これはしかし奇妙なことなのだ。
デブがデブたるゆえんは新陳代謝が低いからではないのか?
むしろ体温が低いであろうデブが暑苦しいとはこれいかに?
∧∧
( ‥)この矛盾
冒頭の事を踏まえて考えるに
(‥ )デブの生み出す熱なんて
どうでもいいことで
実際には
デブに放熱を遮断される
その感覚を暑苦しいと
言うのではないだろうか?
予測されるにデブの体温は通常よりむしろ低いが、やはり人体である。その熱は”私”とほとんど変わらない。
そして熱が高い場所から低い場所へ流れることを考えると、自分と同等の熱を持つデブの存在は自分からの放熱を効率的に遮断することになる。
しかもデブは必然的に断面積が大きい。
∧∧
(‥ )近くにいるだけで
\− 私の体温の放熱を
効率的に遮断する存在
それがデブである
(‥ )新陳代謝は低いはずだのに
デブが暑苦しいという矛盾
これはかように
解決されると見たが
いかに?