2016年4月25日月曜日
1÷1>5÷4
女性は手に入るお金が増大しても、生んで育てられる子供の数が劇的に増加するわけではない。
つまり理屈の上で言うと、1人養える男性の妻になるよりも、5人養える男性が抱える4人の妻の一人になった方が得だ、ということになる。
*少なくとも1.25倍のお得である。
∧∧
(‥ )でもあれだ
\− 物語のオチなどを考えると
その選択肢を彼女たちは
積極的には取らないらしい
むしろ否定するということが
どうやら見えてくる
*王子と恋に落ちて、玉の輿を狙うが、王子はすでにハーレムを持っていたので彼女はその恋をあっさり諦めるというオチが漫画「有閑倶楽部」であったことをここでは引用している。男性が莫大な資産を持っていて、妻たちでそれを分割しても一人当たり十分な資産を手に入れることが出来る場合でも、女性はそれを放棄する場合がある、ということがここから読み取れよう。アフリカの民話で、ヒロインが勝ち残り、一夫多妻制における他の妻が離縁されるという昔話もこれをうかがわせている。
(‥ )5÷4よりも1÷1を選ぶ
人間は単純な計算で
行動しているわけではない
ということでもあるな
いや、動作自体は単純なのだろう。例えば、自分に強い関心を持ち、他の女性に目を向けない男性に興味を引かれる。こういう単純な設定でも、自分に投資してくれる信用できる男を選ぶ、という結果が得られる。
∧∧
( ‥)ただしこの場合
当たり前だけども
Aさんの唯一の妻になるより
Bさんのハーレムの一員に
なった方が得である
という動作は出てこなくなる
( ‥)有閑倶楽部のあのオチは
−/ それを反映していると
見るべきでは
ないだろうか?
人間の行動は、結果的には損得を計算できているかのように振る舞うけども、実際には結果的にそうなるような、もっと単純で的を外した反応の集積で出来ている、と考えた方が無難ではなかろうか?
さて、そうだとすると
∧∧
(‥ )だとするとハーレム主人公が
\− 女性陣から支持されることは
やはりありえないことに
なりますなあ
(‥ )ではこの線は諦めて
別の線を考えてみようか
これはhilihiliのhilihili: ハーレム主人公を救済せよの続き