2016年4月23日土曜日
赤い人
∧∧
(‥ )レッドマンって最近人気だね
\− 今年に入ってから
配信が始まって一部で
なんじゃこりゃ人気が出たと
=>https://www.google.co.jp/search?q=レッドマン&biw=913&bih=732&tbm=vid&source=lnms&sa=X&ved=0ahUKEwjNkKmWsqPMAhWJq5QKHWlsC3gQ_AUIBygB&dpr=1
(‥ )元は5分番組で
ヒーローが怪獣を
倒す場面しかないうえに
刃物を使うから
無実な怪獣を問答無用
説明抜きでいきなり殺す
通り魔殺人のように
見えてしまうと
大評判
ああ、そうか、要するにレッドマンって、水戸黄門で言えば、こらしめてやりなさいから印籠を出す場面だけを延々と放送するようなものか。
∧∧
( ‥)確かにそんな放送をしたら
頭のおかしな老人とその手下が
施設内に無断で入り込んで
殺戮の限りを尽くすような
話になっちまいますなあ
( ‥)娯楽は殺人ショーである
−/ だが殺人は正当で
なければならない
それゆえ物語とは、この殺人が正当であることを説明するものでなければならない。つまり、いかなる娯楽も、その最終目標は処刑ではあるが、それは必ず正当な裁判の形式を踏まえなければならぬ。
∧∧
(‥ )ということが良くわかる
\− 反面教師
それがレッドマンですか
(‥ )いきなり死刑死刑死刑!!
では
子供が泣いてしまうから
死刑に至るまでの過程を
丁寧に説明しなければ
ならないのだな
今日もあまたいる創作者たちは、なぜ登場人物を死刑にしなければならないのか? その説明に腐心するのであろう。
そしておそらく、これを見誤ると娯楽として失敗するのである。