2016年4月20日水曜日
明日のお馬鹿はどっちだ?
∧∧
( ‥)あなたが最近
これはやばいと思っている
個人的な事柄って何よ?
(‥ )どうも俺は
真面目な本を書く人だと
思われているらしい
本来そういう立ち位置じゃ
なかったのだけどね
この手の評価って
致命的なのよね
真面目な本は必要とされる一方で、売れる本ではない。だとすると、あの人は真面目な本を書くよ、そんな風評がたったら、実入りが悪くなるし、出版社も支払いを少なくしてしまう。
いや、支払いの少ない出版社からの仕事だけになってしまうのだ。
∧∧
(‥ )真面目な本を書いていると
\− 人生がじり貧になる
真面目な人だと評価されたら
死ぬ
(‥ )不真面目で程度の低い本を
書くのが
物書きとして
あるべき姿なのだ
もちろん、読者は自分が手に取る本が不真面目で程度が低いなんて思っちゃいない。自己啓発本とかビジネス本とか、それを熱心に読んでる連中を見ればそれは良くわかること。
実際、あの手の本の作り手である出版社や編集者は、売れるとはいえ、なんでこんな馬鹿な本を俺が作らねばならんのだ?? と読者を殺したいほど憎んでいる場合があるが、読者はそんなこと想像もしないで有頂天ではないか。
∧∧
(‥ )それを考えると不真面目な本を
\− 作るのも考えものですなあ
(‥ )すごいストレスだと思うよ
いい加減な本を書いてる人が
生活は安泰なのに
目に憎しみを宿らせていたり
あきらめと憎悪で世界を
見ているのは
そのせいじゃないか?
あるいはこうも言えよう。不真面目にも方向性がある。そしてビジネス本のような方向性は精神を病むと。
∧∧
( ‥)精神衛生上、書いていて
問題ない本でいて
なおかつ
お馬鹿な本を書く人間だと
周囲から思われないと
いけないのである
( ‥)どうにもその点で失敗して
−/ いるからな
人生を修正せねばならん
すなわち、明日のお馬鹿はどっちだ? これが課題。