2016年3月7日月曜日
哺乳類ゆえの自然にマザコンな思考
ネットで曰く
物書きが読者に愛情を伝えるには作品を発表し続けるしかない。
と
(‥ )つまり読者にどれだけ
‐ 苦痛を与えられるかが
勝負であるのだと
∧∧
(‥ )そういう解釈があることは
\‐ 否定しないけどもね
現実は人心を摩耗させる。妥当性の追求は人を殺す。
ゆえに人間の選択肢は二つだ。インチキ医療を信じて殺されるか、現実に絶望して死ぬか、このどちらかしかない。
∧∧
( ‥)まあそんなことも
どうでも良い話で
(‥ )冒頭の言葉は
次の事実を否が応でも
強調しておる
伝える言葉をつむぐには自分が生きている必要がある。だが、それには補給が必要であるのだと。
∧∧
(‥ )読者に伝えるには
\‐ 発表するしかないのだ
これはあくまでも手段を
申し述べているだけだからね
手段を維持する手段は
別オプションです
(‥ )補給だよ
補給をどう確保するか
これが問題だ
人が望むのは心地よい嘘である。
確かに人間は他人の嘘を見抜くように出来ている。というか、ずるをする人間を発見できるように進化しているから、結果的に嘘を見抜けるようになっている。おそらく。
∧∧
( ‥)でも?
いざ人間関係から離れると
途端に嘘と本当を見抜けない
くるくるぱーになって
しまうのだと
(‥ )多分、対人関係の延長で
自然や宇宙を解釈して
しまうのだろうな
母なる大地と人はいう。食料を得る場所=授乳してくれる母親、という連想なんだろう。
∧∧
(‥ )人間がトカゲのような
\‐ 動物から進化したら
こういう発想はしなかった
だろうね
(‥ )哺乳類ゆえの発想だろうな
自然を肯定的にとらえるとは、自然なものが良い、という世界観をうむ。
∧∧
(‥ )津波でたくさんの人が死んだ
\‐ だから津波は自然現象ではなく
人工地震で
引き起こされたのである...
こういうことを言う人は
まじでいるからね
(‥ )自然相手になると
人間の世界観は
途端にくるくるぱーだよな
人間相手なら裏切るかもしれない、と疑心暗鬼のくせに、自然相手だと、しかも自然を擬人化しているにも関わらず、良い人だと思い込んでいる。
∧∧
(‥ )自然は恐ろしいとも
\‐ 言うのですけどもねえ...
(‥ )だが自然からカロリーを
取り出しているから
どうしてもな
否定しきれないのだろうな
おっぱいもらってる
お母ちゃんのことは
否定しきれないってやつ
∧∧
( ‥)いっちゃなんだが
若干キモイぞ
(‥ )だから問題なんだよ
幸か不幸か、科学はもっと無味乾燥な世界観を持っている。それゆえ、科学をなるべく正しく書こうとすると、どうしても人間のこういう擬人的な世界観と対立せざるをえない。
∧∧
( ‥)つまり売れない本に
なってしまうわけだ
補給が断たれてしまう
困ったね
( ‥)自然相手だと途端に
‐/くるくるぱーになる
これどうしたものかなあ?
哺乳類ゆえの自然はお母さんだ思考。このマザコン的な世界観に、さて、どう挑む?