2016年3月12日土曜日
サキュバスとゾンビの物語
アメリカはなんだかんだいってキリスト教の国である。
マドンナがライブをする前に警察がやってきて、「いいか、ライブの最中にマスタベーションするな」と警告。
∧∧
(‥ )でっ マドンナさんは
\‐ それをしちゃうという
ドキュメントだかなんだか
ありましたよね
(‥ )なんでステージ上で
マスタベーション...
というかその真似事だな
なんでそんなことするの?
必要ないじゃん
そう思っちまうけども
だがこう解釈することもできる。
自由になりたい、自由になるにはこうするしかないのであると。
∧∧
(‥ )少なくとも争点には
\‐ なっているんですよね
(‥ )不道徳なことはさせないぞ
という警察と
権力には屈しないぞ
という争点に
なっちゃってるんだよな
少なくとも本人や周囲や
ドキュメントを
撮影してた連中は
そういう切り取り方を
している
本来は争点になる必要などないのだ。
ライブでそういうことをされると、それは風営法にひっかかるから止めて。法に従って営業している店舗がある以上、取り締まらないといけなくなるし、色々と面倒くさいんだよ。
ではこれならいかが?
ああ、それならギリギリオッケー。
これで十分。
∧∧
( ‥)でも争点になる
なんですかねこれは
(‥ )そうなあ
当てずっぽうで言えば
アメリカが性に関して
日本よりも
厳しい社会だからこそ
公の場における
マスタベーションが
権力と社会に対する
抵抗になる..とかかな?
反対に日本だと、痴女? という扱いで終わりだろう。
いや、女に限らない。例えばの話
∧∧
(‥ )昔、女子校に男が侵入して
\‐ 中庭だかグランドだかで
オナニーおっぱじめた
という話を聞いたことが
ありましたが
(‥ )話からすると都市部の
学校で
建物に四方を囲まれる形で
中庭だかグランドだかが
あるらしいのだな
なになに?? と
女の子たちが
窓から顔出す中
男はオナニーをおっぱじめ
という話であったな
あなたたち! 教室の中にいなさい!!先生は叫ぶが制止などに意味はない。悲鳴を上げこそするが好奇心いっぱいの女の子たちが鈴なりの中、事をすませた男はかけつけた警察に当然連行。
∧∧
(‥ )ライブでマスタベーションって
\‐ これに近いよねえ
(‥ )残念ながら
自由がどうとかって
話じゃねえんだよな
ただの変態道楽ですよ
∧∧
( ‥)でもアメリカだと争点に?
(‥ )あっちでもただの犯罪では
あるんだろうな
だけども日本とは
事の重みも意味も
ちょっと違うのは
確かっぽいよね
例えばあるいはレディ・ガガはどうであろうか? 彼女もこういう方向性であろうか?
あるいは方向性こそ性ではないが、悪魔崇拝を思わせるマリリン・マンソンはどうであろうか?
あるいは、そうだというのならバットマンはどうであろうか?
そしてあるいは、キャラクターをやたらとゾンビ化させたがるアメリカの文化はどうであろうか?
∧∧
( ‥)なに? キリスト教社会である
アメリカで自由になるには
性に対して淫らな風を装うか
暗黒面に落ちるしかないって
ことですかね?
(‥ )サキュバスになるか
悪魔やゾンビにならないと
神から自由に
なれないんじゃね?