2015年9月24日木曜日
それは、あからさまな詐欺だ
∧∧
( ‥)SFは実在しない
SF自体が無駄自慢で
科学などではない
設定も無駄自慢のひとつ
( ‥)アニメのメカ設定とかも
‐/ そうだよな
設定自体にこっても
実体じゃないから
意味なんかありゃしない
もちろんある種の設定は必要だ。例えば大きさの比率がそうであろう。人間よりでかい銃。人間より小さい飛行機とコクピット。これでは困る。
他にも色々あろう。トイレがない宇宙船、階段の無い二階建。
∧∧
(‥ )最低限の設定はないといけない
\‐ とはいえ
ありもしない素材
ありもしない運動性能
ありもしないエネルギー
ありもしない回路
ありもしない伝達装置
本編に登場しないそんなものを
一生懸命設定しても
意味ないよね
(‥ )確かに背景に統一された
理屈が存在すると
登場する機械に
統一性を与えることは
できるのだよな
でも言い換えれば
統一性を確保できる程度の
設定で十分です
ということでもある
端的に言えば、ワープとかいうトンデモ設定を持ち出して物理世界の理を無視しているような奴が、細々とした設定を描き下ろして、リアリティーだの、SF魂だのほざくな、ということでもある。
∧∧
( ‥)ワープがあるから
星間国家を維持できています
そこまでで話が
すむのなら良いけども
(‥ )それ以上に
無駄にメカ設定を考えだして
ワープ機関の大きさはこうで
エネルギー伝達経路がこうで
ここの構造がこうだ!
と言って熱心に描いても
設定のための設定
無駄のための無駄にしか
思えないからな
もちろんこういう設定に意味があることもありえよう。
:機械の中身を知りたい子供や読者のために、あらかじめ、もっともらしくでっちあげておく
:小説よりも漫画やアニメなどで顕著になるが、動かす時のことを考えて、関節や回転軸の動きや方向を把握しておく。これを決めながらデザインすると後々作業しやすい
:異世界であることを強調したいので、その世界における工学的な制限で、ワープ機関とその大きさ、比率が決まっていると設定する。例えば機関は最低でも全体の3分の1を占めてしまうし、どうしても球体でなければならない。しかも、動かすものが大きくなればなるほど機関の比率が巨大化してしまう
∧∧
(‥ )現在の地球では
\‐ 考えられないおかしな外見の
機械になってしまうでしょうね
(‥ )生物なんかでは顕著だけど
機械もサイズに応じた
制限があるからな
そういうものがあると
統一感や大きさの違いを
見せられる
うまくやれば
なにか妙な説得力が
出てくるよね
反対に
おかしな異生物や
異世界機械って
ここが駄目なんだよな
だが、この話、別にSFの話ではない、単に演出の話である。単なる演出の話をSF魂などと言ったあげくに、物理法則や素材の耐久性を無視して、無駄に細々とした機械の内部構造を見せるなど、まったくの無意味。はったりだ。
ワープなんぞと言って、物理法則を重視しない人間が機械のデザインを語る、これは一体なんの冗談か?
あるいはこうである、無駄自慢であることは良いにしても、そこに普遍性を示すサイエンスを冠するのは止めろ。それはあからさまな詐欺ではないか。
それはそれとして
∧∧
(‥ )でっ? あなたは
\‐ この前、描いた異世界機械
どうするんだ?
(- - )もうねどうすれば良いか
さっぱり分からなくてね
チューブ内を
高速で流れる流体と
その張力で支えられている
ことにしましたよ
動作は流体の方向を
磁場で偏向させて
チューブの向きを
変えることで行います
多分、マシンの中身は
ほぼ空っぽ
∧∧
( ‥)電源が落ちたら
ぺちゃっとつぶれるの?
(‥ )プレスアップフィギュアの
ように
スイッチが入ると
ゆらゆらと立ち上がり
スイッチが切れると
つぶれるのかな〜
とか思ってる
=>https://www.google.co.jp/search?q=プレスアップフィギュア&biw=904&bih=773&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0CAYQ_AUoAWoVChMIi_DD19…