2015年9月12日土曜日
距離と固執が比例関係にある
∧∧
( ‥)でっ?
( ‥)そうねえ
‐/ 目的までの距離と
固執の強さは
比例関係にあると
考えてみようか
例えばの話、目の前に肉を置く。
目の前の肉に固執する度合いを80に設定されたA君
目の前の肉に固執する度合いを40に設定されたB君。
(‥ )後でこの1.3倍の肉を
あげるから
そう言って目の前の肉を
取り去った時
A君、B君はそれぞれ
どうなる?
∧∧
( ‥)A君は泣きわめいて肉に
しがみついてかじりつき
B君はしょうがないなあ
1.4倍にしてよと言います
目的までの距離と固執の度合いが比例関係にある。ただし、個人によって距離と固執の度合いはそれぞれ異なる。
これだけのことでまるで違う行動が出来上がるのではなかろうか?
∧∧
( ‥)でっ?
( ‥)肉を平和に置き換えよう
‐/ A君とB君は
どうなるか?
平和の固執度を80に設定されたA君は平和という目の前の言葉それ自体にしがみついて泣きわめく
固執度を40に設定されたB君は平和という言葉のもう少し先にある事柄、軍事とか外交とか、さらには軍事を維持するための予算や経済力、法的あるいは事務的な手続きについて考えをめぐらす
∧∧
(‥ )目的と目標は別物だからね
\‐
(‥ )目的を達成するために
目標設定があるのだ
つまり目標は
目的よりも遠い
だとすると
近いものに強く
固執するように
設定された人間は
目的よりも遠くにある
目標を見ることはできない
なれば帰結は明らか。目標を判断できないゆえに目的達成不可能なまま、達成しようと目的に固執することになるだろう。
∧∧
( ‥)平和主義者の過激で
見当外れな活動は
これで説明できると?
(‥ )モデルとしては
単純でありきたりだし
これ以上余計な前提など
必要あるまい?