2015年8月4日火曜日
苦痛を何で薄めるのかが問題
hilihiliのhilihili: 読者をいかなる馬鹿と考えるのかの続き
文字は読めるが25文字が限界
答えが知りたいだけで答えの根拠はどうでもいい
方法論に興味はないし基礎もどうでもいい
見てくれと格好よさがすべて
最強大好き 一番強いのは誰? これ知りたい
加減乗除は一応分かる
地球が丸いということは知っている
認識論でしか物事を理解したがらない
世界観が基本的に錬金術か五行説
∧∧
( ‥)それって普通の人間でしょ
(‥ )弱ったことに
19世紀以降の科学や数学は
この壁の向こうにあるんだ
説明するには読者の認識を
破壊しなければいかん
それは読者にとって苦痛となるだろう。
ここまで考えて思うに
( ‥)つまりあれか
‐/ 自分の文章を読んだ人間が
苦しめば苦しむほど
正しい説明をしている
そう考えるべきなのか!
∧∧
( ‥)なに?
苦痛の度合いが
高いかどうか?
それを指標に考えるわけ?
無駄に難解にする必要はない。だが、認識論を破壊しないと正しさに到達できないとしたら、読者が苦しめば苦しむほど、それは正しい説明であったのだと言える。少なくとも、ざっくりいうとそういうことだ。
読者の苦しみと内容の妥当性は正の相関関係にある。
∧∧
(‥ )まあ確かにトンデモは
\‐ 反対に気持ちよい事を
言い立てますけどね
(‥ )読者の喜びと妥当性は
負の相関関係にあるか...
なるほどな
そうかもしれん
∧∧
(‥ )でも仮にそうだとしたら
\‐ 正しいことを書いても
誰も買ってくれないでしょう
(‥ )薄めれば良いんだ
薄めるとどんな毒物でも
ただの刺激に変わる
つまり肝心なのは、何で薄めるか? そこであろう。
∧∧
(‥ )考えてみれば
\‐ 例え話で説明するのは
毒物に砂糖を加えるような
行為だったのかもね
(‥ )味は甘くなるんだ
内容は正しくなくなる
わけだけどね
例え話はあまり良い方法論ではない。加えるなら何かもっと別のものである。