2015年8月29日土曜日
共同体の本質とは利己主義である
お見合い結婚だと、例えば村という共同体にとって都合の良い個体が淘汰されるだろう。
∧∧
(‥ )...この見解って
\‐ どう思います?
(‥ )それはあれだな
村長が
俺の息子は馬鹿だ
俺の息子が子供を残すのは
村のためにならん!
そういって息子の
結婚を許さないような
世界でなら実現するよね
∧∧
( ‥)ありえないね
(‥ )人間はな
これは君のためなんだよ?
そういって
自分に都合良いことを
押し通そうとする
動物なのだ
人間が集団のことなど考えて行動するわけがないし、実際、そんなことはしていない。単に見栄えが良いように利己主義を覆い隠しただけである。そうである以上、共同体の利益になる進化など起きえない。そういうことである。
∧∧
(‥ )共同体どころか
\‐ 人間という個体でさえも
細胞同士の利益拡大競争で
最終的に自壊して
しまいますからね
*注:ガンのこと
ガン細胞は体内の生存競争と
自然淘汰による進化で
発生する
(‥ )人体でさえも
細胞のエゴイスティックな
利益追求を
阻止できないのだ
ましてや
人間の集合による
共同体全体の
利益追求なんて
嘘つきの始まりですよ
実際、我々は、これは皆様の利益にもなることです、と言って全員の利己主義に訴えかける事で共同体に提案を行うのである。
共同体とは実のところ個別の利己主義と利益追求がお互いに激突し合って妥協し、力学的に平衡した産物なのだ。
すなわち、利己主義こそが共同体の本質だと知るべし。