2015年6月25日木曜日
話題の惑星が存在しない可能性
赤色矮星をめぐる惑星グリーゼ581DとG
∧∧
(‥ )これは存在しないのでは
\‐ という指摘があるのだね
(‥ )惑星グリーゼ581Gは
ハビタブルゾーンの
ど真ん中にあって
大きさも地球より
やや大きい程度
生物の存在と可能性を
論文でも論じられて
きたのだけどね
困ったな
ハビタブルゾーン、つまり水が液体として存在し、生物が生存できるだろうと考えられる領域だ。そのど真ん中に地球サイズの惑星があるというのは興奮させられる。しかし、くだんの論文によると、主星の黒点などを惑星と誤認したのではないか? という指摘。
∧∧
(‥ )まあ地球にかなり近い惑星が
\‐ 見つかった赤色矮星は
他にもありますよね...
グリーゼ667Cとか
(‥ )赤色矮星の惑星と気候を
論じた基本的な論文も
他にあるのだよね
581Gが使えないのなら
667Cと基本論文から
展開するってのも
手だよなあ
それにしてもなかなかに難儀である。
*ちなみに赤色矮星に地球のような惑星があったら原理上、惑星の片面はいつも太陽に向いていることになる。つまり惑星の半分は永久の昼。そしてもう片方は永久の夜だ。たとえ液体の水が存在する環境でも、昼半球の中心は高温であり、反対に夜半球は果てしない低温と氷の世界。
∧∧
(‥ )グリーゼ667Cについて
\‐ 目を通しておきますか
(‥ )エキセントリック
プラネットの矢先に
これだものな
頭が痛いよ
**エキセントリック・プラネット:軌道が極端な楕円を描く惑星。主星との距離が極度に変わるので温度変化が激しい。ある惑星は5年に1度しか氷が溶けないし、ある惑星は111日の1年のうち、人間が生活できる季節がある一方、表面温度が1000度を越える焦熱が数時間訪れる。理論計算だけでなく最近、温度急上昇の様子が実際に確認された。