2015年4月6日月曜日
限りなく薄めたカレーは理論上カレーではある
サイエンスコミュニケーションはまるでうまくいかない。成立した試しが無い。
∧∧
(‥ )なぜでしょうね?
\‐
(‥ )答えは簡単だね
人間は文字を読めない
∧∧
( ‥)25文字は読めると
言ったのは
あなただよ?
(‥ )説明は
25文字以上あるんだよ
文科省が行なった試みもあるというが、どれもうまくいかなかったとも言う。
∧∧
(‥ )なぜでしょうね?
\‐
(‥ )国家官僚は
文字を読める人たち
だからだろ?
ただ文字を読めるだけではない。
数千、数万、数十万の文字を読める、それだけでもない。
可能な限り正確に必要不可欠大量の文章を読み、それを可能な限り正確に把握し、可能な限り間違いがないように事務的に文章を書く。
極端な話、こういう人間を抜粋して国家の運営に従事させるために受験体制は存在する。
国家官僚を抽出するためだけに受験はあると言っても良い。
だがこれは次のことを示す。
∧∧
( ‥)文字が読める人間の提案は
文字を読めない人間には
届かない
(‥ )カレーを食えない人間に
カレー職人が
適切なカレーを出すような
ものですよ
もちろん、カレーを食べられない人にカレーを食べさせる方法はある。カレーを可能な限り、物理的に薄めれば良い。カレーの構成要素がそれぞれ1分子でも混ざっていればそれはカレーだ。
∧∧
(‥ )本末転倒だね
\‐
(‥ )サイエンス
コミュニケーションとやらが
なぜ失敗するか?
理由なんて単純さ
そして物書きは諦めるか、あるいは可能な限り薄めたカレーや、カレーと称したハンバーガーやコカコーラを売るようになる。
∧∧
( ‥)それがトンデモ?
(‥ )事実だろ?
否定できるか?