2015年1月15日木曜日
孤独な個人は家に帰還する
所詮、人間はどれも同じで、近似的には粗野な田舎者。井の中の蛙なのだとも言える。
しかし個性というものはあるだろう。すべての田舎がすべてにおいてイコールというわけではないだろう。
∧∧
(‥ )なんというか
\‐ 西欧世界には西欧世界の
スパイスが効いていると
(‥ )彼らが集団ではなく
宗教の命令で
動作しているだけの
複数の個人だったら
運命はほぼ確定的だよな
そこにいるのが孤独な個人でしかないのなら、行き着く先は決まり切っている。
∧∧
( ‥)あなたたちは
社会性の猿だからね
単独生活種ではない
原理的に一人では
生きてはいけない存在だ
(‥ )だのに個人主義とか
ほざきだすわけだ
自由主義の結果なのかな?
それとも一時は
豊かだったから
一人で生きていけたので
各々がそれぞれに
分散しちゃった
単にそれだけの結果かな
人間は社会性の猿である。一人で生きていけるようには、そもそも肉体や神経や心が設計されていない。
それなのに個人主義になって独立した個になってしまった。
それが西欧で本当に起こった事だとしたら、これは致命的なんだろう。自立していると言えば聞こえは良いが、それは帰りたいけど帰る家が無い状態でしかない。
これが致命的なことであること、今、一人で実際に仕事をして生きている人はよく分かっていることではないか?
それゆえに苦境に陥っている人、しかし頼る先が無い人、彼らにとって、この危機はよく分かることではなかろうか?
∧∧
(‥ )日本と違って
\‐ 西欧は素晴らしい社会で
国が保証してくれるのだ
そう言う人も
いるんですけどね
(‥ )富は搾取から生まれる
保証があるのなら
割を食う人間がいる
日本なら若者だ
西欧なら移民だろ?
移民を利用し
移民を搾取し
移民を罵倒して
移民とのトラブルが増え
社会保障という孤立のまま
衰亡の道を歩く
この構図は
まるで冗談だな
∧∧
( ‥)国家はいずれ限界に
到達してしまうだろう
( ‥)人は家に帰らねば
‐□ ならぬのだ
家が提示されれば人はそこに帰還するだろう。それは道理。
個人主義、自己を確立した堅固なアイデンティティ、なにやらよさげに聞こえるが、実際にはそんなもの、か細くひ弱な個人でしかない。
孤独にさいなまされて、自らの肉体の限界まで動いても状況を打開できない。必ずそうなる。
だって、保証のための仕組みを作ればそれだけ人件費がかかるのだ。組織は金がかかるし無駄も多く、しかし無駄が多くないと組織的になれない。
なれば破滅は明らかである。
いくら”個”を誇りにしていても、そんなもの経済の前には屈服するだけだ。
孤独しか取り柄が無い個人の行き着く先など、すべて決まっているのではないだろうか?
∧∧
(‥ )呑まれちゃいますか
\‐
(‥ )ダール・アル=イスラーム
イスラームの家
つまり
ムスリム共同体に
取り込まれてしまうのは
やっぱ時間の問題かもな
∧∧
( ‥)西欧がイスラーム世界に
なるのを見てみたい?
(‥ )俺は順調に生きても
あと40年も
生きられないはずだ
40年でどこまで
進行するのかね?
ああ、しかし、子供の頃、豊かさの象徴に見えたアメリカが今やああなっているのを見れば、残り40年、いささか無理をして見届けてみるだけの価値はあろう。