2014年10月26日日曜日
愚痴の状況把握 出口探索のための状況把握
∧∧
(‥ )どう思います?
\‐
(‥ )愚痴をこぼすための
状況把握と
突破口を見つけるための
状況把握は
同じじゃないからな
もちろん愚痴をこぼしている本人は言うのである。
状況を把握したから世を嘆き、業界を呪い、愚痴をこぼしているのである。と
∧∧
(‥ ) だがしかし、ならば
\‐ 突破口を見つけるために
状況の把握をやり直そう
(‥ )あれ? 八方ふさがりだ
もう駄目だ
というのと
八方ふさがりで
あることは分かった
だから
出口を見つけるために
もう一度調べ直そう
前提から再検討してみよう
この二つの動作は
まるで別物なんでな
今まではやってこれた、その立場からすると八方ふさがりである
と
今までの経験からすれば、これは八方ふさがりである。だが、出口を見つけねばならない。その立場からこの状況を再度見直した場合、これはどう見えるか? 前提を含めてすべてを再検討せよ。
どんな仮説に基づいて物を見るのか、あるいは、今までの前提で見ると結果はこうだが、その前提を捨てた場合、結果はどう変るのか? そういう問いでもある。
∧∧
( ‥)つまり同じように見えて
全然違う行為であるし
単なる見直しでもない
( ‥)今までの立場で考えれば
‐□ これは八方ふさがりである
だがしかし
異なる立場で見れば
商機も勝機もある
そういうことが
実際にあるからね
必ずしもあるわけではないが、無いわけでもない。
∧∧
(‥ )まあ、大概は無いか
\‐ あってもほとんどの人は
それを見つけられずに
終わるんだけどね
(‥ )だがしかし
探さないと
あるいは
見方を変えて
再検討をしないと
可能性は0で
死を待つのみなのよ
そんなわけには
いかんのでな
あるいはこうも言える。状況は八方ふさがりである、そう愚痴をこぼしているだけの人は、それだけ恵まれた立場にいるのだと。本気で今の居場所から逃げたいわけではないのだと。
∧∧
( ‥)すぐ死ぬわけじゃないから
愚痴をこぼしていられるので
ありますよ、と
( ‥)愚痴の内容が
‐□ 評論家みたいになったら
もう駄目だろうな
社会が悪い、業界が悪い。あるいは文化だの、資本主義の限界だの、自己責任論だの、経済学だの、ミクロだのマクロだの、政治家がどうの、官僚がどうした、仕事のあり方がなんたら、日本のなんとかがどうの、そういう希有壮大な話を言い始めたら終わりだ。
その手の話には、自分の立ち位置から見て周囲の出口を探そうという具体的な視点がまるで無い。