2014年10月17日金曜日
夜明けの木星と月とかに座
明け方の空は、月が出ているものの、空気は澄み、ここらにしては星がきれいだった
∧∧ 撮影ですか?
( ‥)
‐( ‥)散歩も兼ねてね
‐□
明け方。4時にもなると東の地平線から春の星座、しし座が上がってくる。そしてしし座の手前で輝く木星。
中央の月、その上に二つ輝く星はふたご座のポルックスとカストール、右側にあるのはこいぬ座のプロキオン。
中央やや左下にあるのは木星、そのさらに下で輝くのはしし座であり、そのα星であるレグルス。
少し拡大するとこう。左下が木星。上がふたご座。
ふたご座としし座の間に月があるということは、つまりかに座に月があるわけだ。
∧∧
(‥ )写真で見ると
\‐ 月のちょうど左に
かに座の甲羅の部分と
真ん中のプレセペ星団が
写り込んでいるね
(‥ )星占いでは
かに座に対応する
惑星としては
月が当てられているけども
ちょうどかに座に月が
きているわけだな
*天動説体系では太陽も月も天球とは独立に動き惑う星、つまり惑星という扱いであった。
さらに拡大するとこう。
中央、四つの星が作るひし型がカニの甲羅。そしてその真ん中にある暗い星の集まりが、プレセペ星団。洋の東西で死者の魂と関連づけられた場所だ。
∧∧
(‥ )確か
\‐ 漫画の聖闘士星矢だと
かに座って
ひどい扱いでしたよね...
なぜでしょうね?
(‥ )ギリシャ神話でも
ちょい役なんだよな
でも本来の由来
メソポタミアだと
かに座は
はるかに恐ろしい星座
だったらしいけども
どうも、もともとは水の破壊力を司るような重大なものであったと聞くが、原典にはまだたどり着いていない。考えてみれば、十二星座の中ではかなり毛色の変った存在だ。
∧∧
( ‥)水を司る星座は
他はどれも秋の 星座
やぎ座
みずがめ座
うお座
多分、農耕に関連づけられる
星座だからね
( ‥)かに座ってのは
‐□ 不思議なんだよなあ