2014年5月6日火曜日
犯罪行為に走るのは大人の証拠かもね
大人は子供の延長線でしかない。小学生の時点で未来はほぼ確定してしまうし、大人が持っているのはあきらめだけだ。しかしまた、中高年の欲望は中高生が持つ、性への欲望の延長でもある。ずいぶんと勢いが衰えてしまってはいるが、基本は同じだ。よって求めるものも同じである。しかし、同じ見た目では困るのだ。
大人にはあきらめとプライドがあるからである。
これはhilihiliのhilihili: そこには確かに才能があった
∧∧
(‥ )大人は無駄に
\− 肩肘をはるから素直に
欲望を楽しめないと
(‥ )若者のような潔癖さは
なくしてしまうが
反対に、はめを外すには
理由なり言い訳なりが
必要になる
キャバクラへいってお姉ちゃんにお触りして怒られているのに、ハーレムもののラノベは素直に読めなくなってしまう。そう言えば良いか?
∧∧
( ‥)それをなんとか賞を
受賞した小説という形式で
読者に提供する
それこそが文学の役割であると
( ‥)それこそが文学よ
−□ 文学などという無駄な
理論武装には理由が
なければならぬでな
さもなければ、ただの大衆娯楽が、「文学」などと言う、行儀の良い仮面をかぶる必要なんてどこにもない。
だがしかし、それでもなお
∧∧
(‥ )それでもなお
\− 「失楽園」も「愛の流刑地」も
ラノベよりも大人なのだと?
(‥ )異世界へ行く代わりに
心中したり、
殺人で収監されるだろ?
ああ、そこは確かに大人だよね。異世界にはもういけないって分かっているんだ。そして日常から逃れるために死ぬしかないわけだ。
∧∧
( ‥)ラノベと文学の違いって
そこなんですかね?
( ‥)異世界にいって楽しめる
−□ それが若者の証拠
反対に、
異世界になんていけないし
でも家族、家庭、会社、
そして社会から逃げたい
そうするには
犯罪行為に走るしかない
その選択肢を需要するのが
大人なのかもね
社会から逃れるために別世界へいく それが異世界なのか、心中や刑務所なのか。子供と大人の違いとは、それだけの違いだとも言える。
はて? そう思うとSFが文学扱いされていないのも、これが理由か?
∧∧
(‥ )宇宙へ行っちゃうからね
\−
(‥ )うはは こーどーもー
その一方でSFはラノベほど思いっきりが良いわけでもない。困ったことに科学っぽくある以上、理屈が多くなってそれが制約となり、羽ばたけないのである。そういうわけで大人どころか若者にもそっぽを向かれたらしく、そこんところ、中途半端らしい。