2013年12月21日土曜日
冬の到来と木星の逆行
逆行する木星の画像をアップする=>Untitled Document
∧∧
(‥ )ちいさなデジカメの画像で
\‐ 限界はあるけども
(‥ )でも分かるところは
分かるわけだ
∧∧
( ‥)それにしても世間的には
”逆行”って意味が
分からないのでは?
( ‥)そこんところの話は
‐□ また今度アップするさ
∧∧
(‥ )それにしても、地学の
\‐ コンテンツだから
星ばっかりとは
いきませんよね
(‥ )それもこれから
おいおいだね
*逆行:惑星は星々と共に東から上がって西へ沈む。しかし、同時にごくゆっくりではあるが、星座の中を西から東へ移動する。二つの、しかも正反対の運動を同時に行っているわけできちんと理解するのは意外とややこしい。さらに惑星(特に肉眼で観測できる惑星)、すなわち水星、金星、火星、木星、土星は時として星座の中でとまり、東から西へ動き出す場合がある。これが逆行。しかもこれには規則性があって、火星、木星、土星の場合、これらの惑星が深夜に空高く上がる時期に限って逆行が起こる。これを説明するために人は大変な苦労を重ねたのであった。
**ちなみに、古代では現在と違い、太陽も月も惑星であった。惑星とはそもそも星座の中をうろつき回る星、という意味だからだ。
***惑星の逆行は特に地動説において重要な意味を持つ。端的に言うと、地動説と天動説の重大な違いは実のところ、ここにある。これに比べれば、宇宙あるいは太陽系の中心が地球か太陽か、というのはどうでもいい問題であるし、そのことも古来から認識されていた。
∧∧
( ‥)それにしても
撮影もかねた今宵の
散歩は冷えましたよ
( ‥)気温自体は氷点下じゃ
‐□ ないんだが、
先日続いた雨で冷え、
晴れ上がった夜空で
熱が逃げて
ひどく寒かったね
一方、雨上がりで冷えたせいで湿度は猛烈。吐く息は真っ白であり、広場はざくざくの霜と凍った夜露、そして霜柱だらけだった。冬の到来であり、木星は天空でぎらぎら輝きつつ、逆行していく。