2013年9月15日日曜日
人は知性のみに生きるにあらず
10歳では菓子に、20歳では恋人に、30歳では快楽に、40歳では野心に、50歳では貪欲に動かされる。
∧∧
(‥ )人はいつになったら
\‐ 知性のみを追って
進めるのか?
という言葉がですね
(‥ )...それって知性は
知性のために存在する、
知性は知性のために
動作するべきである、
知性ほどすばらしい
ものはこの世界にない、
そういう前提があっての
見解だよねえ?
最初の見解が正しくあるためには、この前提が正しくなければならない。
∧∧
( ‥)菓子を得るために頭を使い
恋人を得るために頭を使い
快楽を、地位を、貪欲を
名誉を得るために頭脳を
フル回転させる
(‥ )頭を使うってそういう
ことだし、
そもそも、知性と称して
己の頭脳を誇示する。
この行為それ自体も、
社会的な地位や立ち位置を
計算した、
打算的な行為だよな?
つまり、
人はいつになったら知性のみを追えるのか
この問いは、そもそも前提が根本的に間違っているのではないか?
∧∧
( ‥)人は異性をくどくことで
その無駄に巨大な頭脳を
進化させてきた、
そういう意見もありますね
( ‥)頭脳は知性と賢さの
‐□ ために必要だ、
知性は生き残る上で必須だ
仮にそうなら、
人間だけが飛び抜けて
大きな頭脳を持つことが
説明できなくなるのだ
人類の近縁種であるチンパンジーもここまで大きな脳は持っていないし、この地球で大繁栄している昆虫はこんな頭脳をそもそも持っていない。
チンパンジーはなんで賢くなろうとしないの?
それは質問が根本から間違っている。
世界のこの有様が述べていることは明白だ。
人間の頭脳は合理的な理由では説明できない。つまり、知性は知性的に使われるものではなく、理性的に正当化できるものでもなく、当然、知性は合理的なものではありえない。
合理的にではなく、そもそもおかしな使い方をするもの。しょうもないことに使用するもの。それが頭脳であり知性というものだ。
∧∧
( ‥)つまり、
人はなぜ知性を追わないのか
この主張は
(‥ )理不尽な主張と考えるべき
でも、その意味では
理性的な主張かもね
言ってる内容が
結果的には
トンチンカンになってる
という意味でね