2013年8月28日水曜日
そして、冬のダイヤモンド
∧∧
( ‥)なんか効率落ちてますねえ
( ‥)そうだね、でも、
‐□ もしかしたら最初から
こんなもんだったかも
知れないなあ。
猛暑の影響なのか、それともずっと休み無しなのがいけないのか、あるいは休みと仕事の境目が何もかも無くなって平坦化したのがよくないのか。
ともあれ、気晴らしに散歩へいく
∧∧ 今日は空がきれいですね
( ‥)
‐( ‥)月が出ているから明るいけど
三角座もちゃんと見える
このあたりにしては
澄んだ夜空だね。
カペラ、アルデバランはすでに中空高くあがり、東の地平に輝く木星も、ふたご座のポルックスとカストルも、オリオン座もきれいに見えた。ベンチでぼんやりすると、プロキオンも見えてきた。
Great Winter Hexagonが
∧∧ 見えますかね
( ‥)
‐( ‥)どうだろうね、
星の様子からすれば
もうシリウスが
上がるはずだよな
そうすれば完成だ
Great Winter Hexagon 直訳すれば冬の大六角形。日本語では冬の六角形とか、あるいは冬のダイヤモンドというらしい。
北極星に一番近いぎょしゃ座のカペラを頂点に、ふたご座のカストルとポルックス、おうし座のアルデバラン、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のリゲル、そしておおいぬ座のシリウスで構成される、やや細長いが、なかなかきれいな姿をした六角形。それが冬のダイヤモンド。
待っていると、暗いが流れ星を見た。10度か15度ほどすいーっと流れて消えた。か細く弱いが、なかなか寿命の長い流星で、そして、帰り際、昇ってきたシリウスを見た。
冬のダイヤモンド
∧∧ 上がりました
( ‥)
‐( ‥)ああ、きれいだね。
帰り道の木立の間から、切り取られたように見える夜空と昇り始めたシリウス、そして冬のダイヤモンド。ああ、夏も終わりだ。